うちの幹部達がすみません！【wrwrd】 (ページ7)

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それぞれの魔法事情7 ページ7

Aside
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可愛い雑貨に夢中になっていたら思っていたより時間が経っていたようだ。
慌てて外に出たけど来た時から30分ほどしか時間は経っていないみたい。

…集中して見ていたからか、喉が渇いちゃったな…。自販機、ついでに探してみよう。

os『Aちゃん、さ。そこにカフェあるで。』

「…え？」

突然口を開いたオスマンさんは私の心をピシャリと当てて来た。

os『いや、喉、渇いてるんやろ？だから、カフェ…あっ』
「オスマンさん…凄いです！！私、ちょうど喉が渇いたな～って思ってたところで！凄い！心が読まれた気分です！」

os『…A、ちゃん。Aちゃん…。それ、な。心読んでんねん。本当に。』

「え？」

os『…魔法。俺の魔法、読心。』

オスマンが少し苦しそうな笑顔で言う。

「魔法…オスマンさんの…？』
os『そ。俺の魔法。嫌やったやろ？心を勝手に読まれるの。』
「そんなこと、ないですよ！読心なんて本当に凄いことですし…人が誰もは一度憧れるものでしょう？」

本心だった。読心なんて凄いことじゃないか。

os『Aちゃん…。』
「だから、気にしないで。時間もまだあることですし、カフェにでも…」

os『Aちゃん。それもや。』

「それも…？」
os『エミさん。』

em『それは…私の魔法です。時を操るんです。』