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そう大きな声を上げて立ち上がり、着替えをわし掴んで浴室へと向かっていった帝統
見えた?なにが見えたんだ
腹ってことかな、でも俺ちょっと割れてるぐらいで気にすることなんか特に……
なんでもないと言われたが腑に落ちず
そのまま考えていると閉められた浴室の扉が開き帝統が顔を出した
「あんま他の奴と一緒のときその服着ない方がいいと思うぞ」
そう小さい声で確かに言った
「なんでだ?てかさっきからなんなんだよ、お前可笑しいぞ。そわそわしてるってーか」
「ああもううっせー!俺が言いたいのは!
そんなダボダボのタンクトップ着てると
お前のそのピンク色の乳 首が見えるぞってことだよ言わせんな!!!!」
言い放つと帝統はドアを閉めてしまった
「っ!?!?なっ、、俺だって、俺だって皆と違ぇから気にしてたのに、もっと他の言い方しろよ帝統のクソ野郎!!!!」
意味わかんね、ハッキリ言う必要あったか?
もっと遠回しにしてくれてもよかっただろ!
てことは、さっきのアイツは…その…
お、俺のち……あれ見てエ□いって言ったってことか?
は?余計意味わかんねえよ
取り敢えずその後俺は
恥ずかしさと苛立ちでただただ、黙々と料理を作っていった
(作りすぎたのは言うまでもない
まぁ、美味い美味いって言って全部帝統は食っちまったけど)
(他の言い方って、お前馬鹿だし鈍いからそしたら気付かねえだろ)
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作者名:国宝。 | 作成日時:2018年7月14日 0時