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アメリカ物語3 ページ5

−−−虹村side−−−









虹村「何っであいつは言われた通りに待ってられねんだよ(怒)。どこ行った!!!?!」


氷室「まあまあそう怒る必要は無いだろ?俺たちにだって遅れてしまった落ち度はあることだし。それに相手はレディだ、優しくしなきゃダメだよ修。」


虹村「お前・・・レディなんて言ってられるのは今のうちだからな。」←


氷室「・・・・・・ん?どういう事だい?」


虹村「会えば分かるよ(怒)。たくっ!!」









約束した時間より数十分遅れてやってきた俺と辰也(たつや)だったが、空港にあいつの姿はなく、到着していたであろう旅行客などの姿も少ししか見当たらない。俺は何度目かの電話をするためにスマホを耳に当てた。しかし、またしても繋がらない。









虹村「〜っああ"!!あのバカどこだよ!?」


氷室「落ち着けって;。」









そう言いながら、俺の肩に手を置いてきた辰也。



こいつは氷室辰也。俺がアメリカにきてから知り合った友人だ。左目が隠れるほど前髪が長く、右の目元には泣きぼくろがあって顔が整っている。いわゆるイケメンだな。



俺がアメリカに来た初日にマイクという少年とバスケをしていたところ、ズカズカとコートに入ってきた男3人に絡まれ、知らぬ間に賭けバスケに巻き込まれてしまった。



結果としては俺が全勝したのだが、それに腹を立てたそいつらに胸ぐらを掴まれ、喧嘩勃発するかと思った時、現れたのが辰也だった。こいつが来た時は、これで穏便におさまると思ったのに、まさか相手を殴るとはな・・・。涼しい顔しながら意外とやるというか。









虹村「・・・お前って怒ることあんの?」


氷室「え、何だい急に?そりゃ俺だって怒る時は怒るよ。」


虹村「いや、お前バスケやってる時もクールにプレイするからさ。すげえなと思って。」


氷室「クスッ・・・俺だって熱くなってるさ。ただし、頭はクールに心はホットにだけどね。」


虹村「へー。」←


氷室「おい、何だよその返事は。・・・・・・・・・ん?」


虹村「あ?どした?」









ふと、辰也が会話を遮って自動ドアの方に目をやった。俺も気になって振り向くと、そこには何やら話し込んでいる警察官2人と30代くらいの女性の姿があった。

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nssk(プロフ) - 待ってましたー!!!!!!✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。 (2022年9月9日 18時) (レス) @page29 id: f1d6119958 (このIDを非表示/違反報告)
伊万里 - はじめまして、黒バスにハマって読んでみてよかったです!私の中で最高でした。 (2022年7月25日 16時) (レス) @page26 id: 34cb1a8404 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 最新の再開は検討していますか?最新が出来たらして欲しいです!お願いします! (2022年7月20日 23時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
runa(プロフ) - だおさん本当にお久しぶりです!イラストも見ることが出来てめっちゃ嬉しいです!10年は余裕で待てますのでだおさんのペースで更新待ってます♡ (2022年1月14日 3時) (レス) @page26 id: d48379a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - お久しぶりです、お帰りなさい!またお時間がある時にでも更新してくださればとても嬉しく思います。応援しています……! (2022年1月9日 20時) (レス) @page26 id: 0ceab624dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だお | 作成日時:2019年2月1日 20時

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