証拠。 ページ38
『…(全く、遊馬ったら、かっこつけるんだから…。)』
私は、今…隣町の賭博連中の中に
その為、遊馬を覗く彼等からみた私は、確実に敵の位置に居る訳だ
「狙いは分かれど、慌てず、騒がず…そこの神山遊馬のいう通り…腰を据えてずっと待ってたぜ？」
赤い甲冑から、大和さんか顔を出す。
しかし、良くそこに隠れようって思うわね…(雰囲気バッチリで結構な絵面なのだけれど。)
「己、謀ったわね！？」
「いんや？謀ったというより上手に餌に食らいついた、が正しいんだなぁ？これが。」
「しかしお前、相当Aの事で動揺していただろ？」
まだAの無事は確認されてねぇが？
そう告げた大和さんに遊馬はさも当たり前のように告げるのだ。
「逆に、なんでAを狙う必要があったんだ？」
虎田達栄さん。
「理由を聞きたい、そういう事ね？」
あの女は6年前…
「私の姿を確実に見ていたのよ。それが偶然であろうが…記憶喪失であろうとも関係ないわ。」
その時、その場にいたあの女の運が悪かっただけ。
「今頃、私達の仲間があの女と、繁次さんを始末していることでしょう…そこの多少医療に精通しているお前の言葉は唯のはったり。」
大事な幼馴染みを助けられなくて残念だったわね！
そう告げた彼女に、遊馬は告げた。
「だから、甲斐玄人さんの事件に関与していた残りの関係者を、武田に準えて殺したのか？」
「そうよ、あの二人…今頃になって告発しようだなんていうから、バチが当たったんだわ。」
竜巻に巻かれて転落した義郎さんを見殺しにした事を、達栄さんはアッサリ自供してくれた。
「その時よ【風林火山陰雷】に準えようと思ったのは。」
「へぇ？成程な…じゃあ1つ、分からないことがあるから直接犯人である達栄さんの言葉から聞きたい事がある。」
甲斐玄人さんのアレは…――
「その手に持っている猟銃でやったのか？」
遊馬の質問に、幼馴染みを亡くした哀れな男にくれてやるわと言わんばかりに、達栄さんは口を滑らせた。
「あぁ…そうなの？だってさ…A！」
ﾄﾞｶｯ
その言葉を合図に近場にいた男どもを転ばせ、遊馬のいる場所に俊敏な動きで向かう。
「お、お前！！？一体何時から…！？？」
『…孫子の軍略通りにしただけよ。』
被っていた帽子を投げる。
『知りがたきこと陰のごとく…動くこと雷霆の如し。』
私達だって、馬鹿じゃないから
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るるあ（掛け持ち常習犯）(プロフ) - 完結になってますがこれで終わりなんですか？続きがとてもきになるのですが…もしいつか更新されるならそれまでずっと待ってます!この作品の風見さん大好きなんです☺️ (6月25日 12時) (
レス) @page44 id: ea72077504 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になっていますが、これで終わりなのでしょうか？ (5月18日 18時) (レス) @page44 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
ブルードーナツ(プロフ) - この作品が好きすぎて何回も見返してます！ 次の更新楽しみにお待ちしてます！頑張ってください (2022年7月10日 23時) (レス) @page44 id: e782ba2d12 (このIDを非表示/違反報告)
うぇ - 凄く面白くてすぐに読み終わってしまいました。脳死するまで周回してます。私は風見推しなのでこの作品に出会えてマッッジでよかったです好きです。表示が終わりになっていますが、気が向いたらでいいので更新してほしいなぁとかなんとか…。とにかく待ってます！好き！ (2022年5月31日 10時) (レス) id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ningni(プロフ) - めっちゃ好きです！１日で全部読んで読み返すくらい好きです！楽しみに待ってます！ (2021年1月6日 18時) (レス) id: 477bda61c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2020年11月30日 16時
