御礼。 ページ23
龍尾家を訪れ、龍尾家当主の
しかし、詳しい話は分からず仕舞い
「分かったことは妙に怯えとった事か。」
『…虎田家の呪いって、いってましたけど…?』
「あの婆さん、なんで因縁があるのか忘れたっていってたな…」
呆れた毛利さんに、コナン君達も苦笑いをしている始末であった。
「Aさん、来ていたんですね?」
『景さん、綾華ちゃん、先程振りですね。』
お邪魔していますと話すなか、自然と亡くなった義郎さんや康司さんが警察に行こうと話していたらしいとさりげなく伝えてみれば、
為史さん達のような反応ではあった。
それから、甲斐さんの件も事故であると綾華ちゃんに断言されはしたが、生憎コレを取り合うつもりはない。
この件は【甲斐さんに聞いていて知っている】からだ
彼等4人の罪は、未遂ではあるが甲斐さんがお咎めなしと告げていたので、私からは何も言わないし、言えないが正直な話である。
「それに先輩は、流鏑馬で的を外した事がないからね。」
その言葉にあの年の最後の1射以外と、景さんが続けた。
「あれは【隣町の奴等の陰謀】だ。」
何かしたに違いないと告げる彼に、根拠はあるんですか?と私。
「あぁ、あるさ…先輩は暗くなっても的の位置さえ分かれば的中出来たからね…」
『あの、景さん。もう一つ聞いても宜しいですか?』
隣町の陰謀って…?
「あぁ、それは村の名誉が掛かっているから何だ。」
祭りは2つの町と共同で行われるそうで、流鏑馬はその祭りの花であり、射手はたった一人しかいない。
そしてその射手を務める村は、一年中大きな顔を出来る…とか、そんな話であった。
『…じゃあ、甲斐さんと景さんで此処数年はこちらの村がずっと射手を務めているんですか?』
「うん、そうなるかな?だから前年の最後の的は明らかに細工されていたと、僕は思うよ。」
先輩に恥をかかせる為にね?
『…そうなんですね。』
「6年前だって、予選で僕は先輩に負けていたんだ。」
告げた景さんに綾華ちゃんはそんな事ないと告げる
「いや、綾華…確かに互角に、お互い全射的中だったけれど、翌日に勝負があれば確実に僕は負けていたんだ。」
あの日、ヘロヘロだった僕とは違って…先輩は練習をしに向かったんだからね?
そう話した景さんは、
「…Aさんあの時も言ったけど、本当に先輩を助けてくれて、」
ありがとう。
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るるあ(掛け持ち常習犯)(プロフ) - 完結になってますがこれで終わりなんですか?続きがとてもきになるのですが…もしいつか更新されるならそれまでずっと待ってます!この作品の風見さん大好きなんです☺️ (6月25日 12時) (レス) @page44 id: ea72077504 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になっていますが、これで終わりなのでしょうか? (5月18日 18時) (レス) @page44 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
ブルードーナツ(プロフ) - この作品が好きすぎて何回も見返してます! 次の更新楽しみにお待ちしてます!頑張ってください (2022年7月10日 23時) (レス) @page44 id: e782ba2d12 (このIDを非表示/違反報告)
うぇ - 凄く面白くてすぐに読み終わってしまいました。脳死するまで周回してます。私は風見推しなのでこの作品に出会えてマッッジでよかったです好きです。表示が終わりになっていますが、気が向いたらでいいので更新してほしいなぁとかなんとか…。とにかく待ってます!好き! (2022年5月31日 10時) (レス) id: c9b27d8eb7 (このIDを非表示/違反報告)
ningni(プロフ) - めっちゃ好きです!1日で全部読んで読み返すくらい好きです!楽しみに待ってます! (2021年1月6日 18時) (レス) id: 477bda61c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:喜怒哀楽は見切り発車 | 作成日時:2020年11月30日 16時