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連行。 ページ27

『ちょ、小瀧くん…!』





気づいたら、A先輩の手を引いていた。



A先輩は神ちゃん先輩のこと、そういう対象で見てない。

でも、神ちゃん先輩は違う。



ライバルなんや。





『どうしたの急に、』

桃「A先輩、いい加減認めてくれませんか。
  俺のこと好きやって。」

『そ、んなこと…!』

桃「ないって言い切れます?
  まぁそんな顔して言われても説得力ないけど」

『なに、なんでそんな棘ある言い方するの…!』

桃「好きやからですよ。
  好きやから、他の男にデート誘われとるとこなんか見たら余裕なくなるんです。」

『…ッ』





自分でも、情けない顔しとる自覚はある。

それでもいい。



外見で人を判断せえへんA先輩やから惚れたんや。



みてくれなんて気にしてられるか。





桃「…俺のもんになってくださいよ。」

『や、私小瀧くんなんか…好きじゃ、』

桃「目見て言って。」

『無理…!』

桃「嘘ってバレるから?」

『ち、違う!!』

桃「…可愛い。」





真っ赤な顔を一生懸命逸らす先輩が可愛くて。



今はなんかそれだけで、満たされた気持ちになったから。





桃「もうちょっとだけ、待ってあげます。」





逃げる体を無理やり抱きしめて、美味しそうな頬にキスをした。

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ふーか。(プロフ) - このあと二人はどうなったんですか気になります。でも私このお話大好きです。一人部屋で小瀧さんにやられました。ヤバイデスキュンシシソウデス WESTのこういうやつ楽しみにしています。 (2020年1月19日 14時) (レス) id: 2aef7cd3bd (このIDを非表示/違反報告)
ピンクジャス民 - これからも更新頑張ってください! ファイティン~`・∀・´ (2019年5月27日 1時) (レス) id: 03ea0da012 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nonsuke | 作成日時:2019年4月1日 15時

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