私は断じて小瀧くんなんか好きじゃない。

デート？ ページ24

桃「A先輩、この週末予定ありますか？」

『家に流星招いてスマブラする。』

桃「よかった、じゃあ10時に迎えに行きますね。」

『小瀧くんもスマブラしたいの？』

桃「駅前にできたカフェ気になってて。
　 ランチ行きましょう。」

『何も聞いちゃいねー！！
　流星ともう約束してるから無理だよ！！』

桃「ライン、きてますよ」

『え？誰から…』





流星:デートなら邪魔できひん





『いくらで流星を買収した…？』

桃「A先輩お仕置きしたときの写真数枚チラつかせただけです。」

『クソが！！』








＊＊＊＊＊









桃「あんな今にもツバ吐いてきそうな形相やったのに粧し込んでくれたんですね、可愛いです」

『まぁ中身はどうであれ面だけはいいからね小瀧くん、それなりにしとかないとと思って』

桃「可愛すぎてほんまは紳士ぶらずに今すぐどうにかしたいですけど耐えますね。
　 ほな行きましょうか」

『1文目言わなきゃいけなかった？』






私服の小瀧くんは、想像以上にかっこよくて。



顔をあげることなんてできずに

下を向いて照れ隠しするのにいっぱいいっぱいだった。

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