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悪い子? ページ14

部活終わり。

3人で歩く帰り道。





『2人とも本当にありがとう!
 でも女の子にあんな怖い思いさせちゃダメだよ!』

青「ちょっと強めに釘刺さなまたするやろ?」

『そうかなぁ…』

桃「まぁ、あの人ら転校するらしいしええんちゃう?」

『そうなの!?
 その前にスッキリしたかったのかなぁ…』

青「さぁ、どうやろな?」





平穏に戻った2人は機嫌がよさそう。

るんるんしてるイケメンって背が高くたって可愛いよね。





『でもあの子達が夢中になるのも分かるな!
 2人はさっきみたいに人のために全力で動ける人だから、魅力的だもん!』


桃「…A先輩やからですよ。」

『ん?何が?』

桃「俺らを全力で動かせられるのも、そういう視点で俺らを見られるのも。」





なんだかまた、小瀧くんが切なそうに見えて。

こういうとき
私だったらどうされたら元気が出るだろう?





『んー…よしよし!』

桃「…え?」





背伸びをして頭を撫でて

驚いてる小瀧くんの頬を両手で包んだ。





『小瀧くん、物事は受け取り手の視点と捉え方次第だ!
 ベストアングルを探せるポジティブの方が人生はお得だと私は思う!!』





たまには先輩らしいことを言ってみる。





少し泣きそうな小瀧くんとは対照的に

流星は、微笑んでいた。





桃「…綺麗ごとです。」

『そうかもね!
 私もなかなかできない!
 でも、頭の片隅に置いといてみ。
 騙されたと思って!』

桃「…分かりました。
  そのかわり、責任取ってくださいね。」

『やだよ、私小瀧くんのこと好きじゃないもん!!』

桃「絶対好きにさせます。
  俺が惚れたんですから。」

『何様!?』





軽口を叩ける生意気な後輩の小瀧くんに戻った。




彼の気持ちには応えられないけど

こっちの彼の方が居心地がいいと思った。

遠い。→←参上。



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ふーか。(プロフ) - このあと二人はどうなったんですか気になります。でも私このお話大好きです。一人部屋で小瀧さんにやられました。ヤバイデスキュンシシソウデス WESTのこういうやつ楽しみにしています。 (2020年1月19日 14時) (レス) id: 2aef7cd3bd (このIDを非表示/違反報告)
ピンクジャス民 - これからも更新頑張ってください! ファイティン~`・∀・´ (2019年5月27日 1時) (レス) id: 03ea0da012 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nonsuke | 作成日時:2019年4月1日 15時

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