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第3話 『お隣さん』 ページ4

授業中にも関わらず
トーニョと話が弾んでしまっていた


西「友達に関西弁喋る奴おらんからさぁ
  親分一人関西弁とか寂しいやん?」

貴「外国人なのに関西弁喋ってる方が
  俺は不思議な気がするんだけどな」

西「そうかなぁ、関西弁可愛いで??」


話が盛り上がるうちに
声がデカくなっていたようで
先生から注意を受けた

相当うるさかったんだろう
鬼のような血相だ

さっきの優しそうな先生は何処へ


西「怒られてしもたな・・・」

貴「授業受けるか・・・あとでいろいろ話しようぜ」


顔を見合わせ2人で苦笑いしたあとは
ちゃんと授業を受けたように見せかけ私は寝ていた

勿論ノートは真っ白
あとで見せてもらえばいいだろうと
思い机に突っ伏した

案外狭い机でも寝れるものだ

授業終了5分前
私は目が覚めた。

アメリカにいる時もそうだったが
何故か授業終了5分前には必ず起きてしまう


貴「ふあー、よく寝た」


おい、あとでノート見せてくれ。と
言おうと隣のトーニョを見れば
寝息をたて気持ちよさそうに寝ている


貴「起きろ。5分前だぞ」

 「無駄だよートーニョ兄ちゃん
  チャイムなるまで起きないから」

貴「マジか」

 「よかったら俺のノート貸すよ?」


なんだ、ただの天使か。

明るい茶髪の男子
私は顔よりも髪の毛から出ている
くるんが気になって仕方ない


貴「ノート借りてもいいのか?」

 「いいよー。他にも困った事あったら言ってね
  俺なんでもするよー」


そう言い彼からノートを受け取り
名前を見る


貴「『フェリシアーノ』?」

伊「フェリシアーノ・ヴァルガス。
  ピッツァと女の子が好きなおちゃめさんです!」

貴「残念だな。ここは男子校だ」


一瞬自分が男子じゃない事が
バレてしまったのかとドキっとした


伊「ヴェー、この学校で女の子って言えば
  先生ぐらいしかいないんだー
  ナンパとかしたいのに」


どうやらバレてはいなようだ

こんなドキドキしながら
高校生活をおくるのを夢見ていた
私としてはこのドキドキ感が好きなのだ

暇つぶしにはちょうどいい

第4話 『同室の人』→←第2話 『呼び出し』



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設定タグ:ヘタリア , アーサー・カークランド , 学園ヘタリア   
作品ジャンル:アニメ
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瑞貴未亜(プロフ) - 吉田レモンさん» コメありがとうございます!!会場入るのにもお金いりますもんね・・・私も中学生の頃はイベントとか禁止でしたよ(´・ω・`) (2014年10月15日 22時) (レス) id: ece7f3cd16 (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴未亜(プロフ) - 苑帝さん» コメありがとうございます!!更新ちゃんと頑張りますね!! (2014年10月15日 22時) (レス) id: ece7f3cd16 (このIDを非表示/違反報告)
吉田レモン(プロフ) - いいですね!名古屋!私家近いですですけど・・・中学生なんでそのイベント行けないんですよ・・・ (2014年10月10日 6時) (レス) id: e2f3634da2 (このIDを非表示/違反報告)
苑帝(プロフ) - 更新待っています。 (2014年10月9日 20時) (レス) id: 98c288da2c (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴未亜(プロフ) - カオリさん» わーい!!ありがとうございまーす!!ヽ(*´∀`)ノ (2014年9月23日 23時) (レス) id: ece7f3cd16 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マキャロン | 作成日時:2014年8月29日 1時

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