検索窓
今日:1 hit、昨日:21 hit、合計:6,132 hit

第2話 『呼び出し』 ページ3

案の定、門まで先生がかけつけ
そのまま職員室へ強制連行

そのあとは軽く説教を受けた


貴「はぁ・・・朝から疲れる・・・」


遅刻した時は
門の横のインターホンで先生を呼びなさい
と言われ、こんな事になるなら
もう少し門の前で悩むんだったと後悔した

そして
担任の先生は授業があるので
簡単な地図を渡され
そこまで一人で行きなさいとのこと

紙に書かれた文字は
『3号館、4階、3-C』

職員室は1号館なので
地味に離れた場所にあるうえに
4階まで上がらないといけないのだ


貴「エレベーターかエスカレーターねぇのかよ」


今は3階の階段を5段ほど登ったあたり
正直クラスとか授業とかどうでもいいので
ここで休憩したい気分だ

そうこうしているうちに
やっと4階についた
時間にして職員室から約5分といった所だろうか


貴「んで・・・あっちか・・・」


ひと呼吸おいて地図に書かれた右側の廊下へ進む

左側の廊下はどうやらトイレのようだ
男子校なのでもちろん男子トイレしかない


貴「やっとついた・・・
  門までどんなけ歩くんだよ・・・」


一言ぼやいて教室のドアをガラリと開ける
勿論授業中なので
生徒の目は一気に私へと向けられた


貴「あー、えっと
  おはようございます。転校生です」


先生は「入ってきて自己紹介しなさい」と言うので
遠慮なく入り先生の隣に立った

担任ではないがいい人そうな雰囲気


貴「笹原佑樹です。よろしくお願いします」


若干緊張しつつ自己紹介をし
一番後ろの空いてる席へと案内される

窓からは中庭が見え景色もとてもいい
この席なら多少サボってもバレなさそうだ


西「なぁ、俺
  アントーニョ・ヘルナンデス・カリエドっていうんや
  長いからトーニョとか親分って呼んだってな!
  お隣さんやし仲ようしよなー」

貴「あ、えと、佑樹って呼んでくれ。よろしくな」


隣が気の合いそうな奴でよかったと安堵する

最終的に喋る人がいなければ
卒業までぼっちでいる気だった

その心配は免れそうだ

第3話 『お隣さん』→←第1話 『転校初日』



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
設定タグ:ヘタリア , アーサー・カークランド , 学園ヘタリア   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

瑞貴未亜(プロフ) - 吉田レモンさん» コメありがとうございます!!会場入るのにもお金いりますもんね・・・私も中学生の頃はイベントとか禁止でしたよ(´・ω・`) (2014年10月15日 22時) (レス) id: ece7f3cd16 (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴未亜(プロフ) - 苑帝さん» コメありがとうございます!!更新ちゃんと頑張りますね!! (2014年10月15日 22時) (レス) id: ece7f3cd16 (このIDを非表示/違反報告)
吉田レモン(プロフ) - いいですね!名古屋!私家近いですですけど・・・中学生なんでそのイベント行けないんですよ・・・ (2014年10月10日 6時) (レス) id: e2f3634da2 (このIDを非表示/違反報告)
苑帝(プロフ) - 更新待っています。 (2014年10月9日 20時) (レス) id: 98c288da2c (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴未亜(プロフ) - カオリさん» わーい!!ありがとうございまーす!!ヽ(*´∀`)ノ (2014年9月23日 23時) (レス) id: ece7f3cd16 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マキャロン | 作成日時:2014年8月29日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。