【ヘタリア】生徒会長の座奪います！

第18話　『眉毛めざまし』 ページ19

翌日

私はドアを叩く音で
目を覚ますことになった


貴｢っるせぇ･･･｣


しばらくすれば諦めるだろうと
そのまま二度寝をする私

どうせ誰かが部屋間違えてるんだろう


英｢せっかく起こしに来てやってるんだから
　 せめて返事ぐらいしろよな！！｣

貴｢！？｣


おそらくこの声は元ヤン生徒会長の声

まさか本当に起こしに来るとは思っていなかった


英｢起きてるんならドア開けろ｣

貴｢ちゃんと準備して行くから
　 お前は校門にでも立ってろよ｣


そんな事より
上の下着を着けてない件について。

元々胸はないに等しいし
学校の時もさらしは付けていない

が、流石に着けてないのはまずいだろう


ちなみに何故下着を着けてないかと言うと
寝苦しいので夜はつけないのだ


英｢準備してこの部屋を出るのを確認しないと
　 お前そのまま二度寝しそうだろ？｣

貴｢しない！！｣

英｢･･･信用なんねぇな｣


ドアが開いてないすきに
着替えればいいのか

っていうかボヌは今日も先に行ったんだな


貴｢着替える！着替えてちゃんと準備するから！！｣

英｢さっさとしろ｣


私は着替えを持って
急いで奥のバスルームへ移動した

ここならドアを開けられても
すぐには見つからない


貴｢まさかホントに
　 起こしに来るとは思わなかったな･･･｣


３分ぐらいで着替え
５分ぐらいでいろいろ準備をし
ほぼ空のカバンを持ってドアを開けた


英｢とろい｣

貴｢何か遅いって言われるより腹立つんですけど｣


眉間に皺をよせまくった眉毛が
仁王立ちでドアの前に立ってる事など
大体予想はついていた


英｢これで今日は遅刻しないな！｣

貴｢ソウデスネ｣

英｢じゃぁ明日も
貴｢いや結構ですマジで｣

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