第11話 『５０２号室にて』 ページ12
日｢ここです｣
貴｢ありがと｣
日｢では私は部屋に帰りますね
寮でのルールはフランシスさんに聞いてください｣
なんて丁寧な人なんだろう
幼馴染として誇りに思う
菊が私達が来た方向へ
帰るのを見送り
ドアの隙間から少し電気の光が漏れる
５０２号室を見た
ボヌの方が先に帰ってきてしまったようだ
荷物の片付けも終わってないというのに
女性ものの下着とかどうやって隠そうか迷った
貴｢ボヌが風呂に入ってる間でいいか｣
どうにかなるだろうと軽い気持ちで
ドアノブに手をかけ、そっとドアを開けた
貴｢ただいま｣
仏｢･･･｣
黙ったままのボヌの後ろ姿
後ろから見ればなにかを見ているようだが
貴｢おい、ボヌどうした｣
仏｢こんな趣味あったのね･･･｣
振り返って青ざめているボヌの
手には私の下着
貴｢うわああああ！！｣
仏｢悪い事言わないから
盗んできたなら警察行った方がいいよ･･･｣
貴｢そうじゃない！違う！そういう趣味じゃなくて！｣
もうこれは言い訳もどうしようもない
何度考えても流石の私も言い訳が出てこないのだ
仏｢お兄さん悲しい！！！｣
貴｢やめろ！それを顔に当てるな！！
それで涙ふくんじゃねぇえ！｣
恥ずかしいと
初日にしてバレたかもしれないという焦り
頭の中はごちゃごちゃになっていた
貴｢あぁあ！もう！説明するから
それ返せ！！！｣
仏｢でも、これお兄さんが見つけたから
お兄さんのもの･･･｣
貴｢ふざけるな。私のものだ｣
開けっ放しになっていたドアを閉め
づかづかと部屋に入りボヌが持っていた
下着を奪い取った
仏｢返して！お兄さんが見つけたの！！｣
貴｢お前こそ警察行った方がいいぞ！？｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
マサキ「俺と一緒の布団で寝れるかな？((ﾆﾔﾘｯ」【検定だよ( ` ３´)ノシ】 『またね、皆！…絶対に帰ってくるから』扉を開けたら二次元でしたヽ(・∀・)ノ『待...
【結構当たるみたい】皆の性格とか色々当てちゃいます！【心理テスト集】もっと見る
「ヘタリア」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑞貴未亜(プロフ) - 吉田レモンさん» コメありがとうございます！！会場入るのにもお金いりますもんね･･･私も中学生の頃はイベントとか禁止でしたよ(´・ω・｀) (2014年10月15日 22時) (
レス) id: ece7f3cd16 (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴未亜(プロフ) - 苑帝さん» コメありがとうございます！！更新ちゃんと頑張りますね！！ (2014年10月15日 22時) (レス) id: ece7f3cd16 (このIDを非表示/違反報告)
吉田レモン(プロフ) - いいですね！名古屋！私家近いですですけど・・・中学生なんでそのイベント行けないんですよ・・・ (2014年10月10日 6時) (レス) id: e2f3634da2 (このIDを非表示/違反報告)
苑帝(プロフ) - 更新待っています。 (2014年10月9日 20時) (レス) id: 98c288da2c (このIDを非表示/違反報告)
瑞貴未亜(プロフ) - カオリさん» わーい！！ありがとうございまーす！！ヽ(*´∀｀)ノ (2014年9月23日 23時) (レス) id: ece7f3cd16 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ﾏｷｬﾛﾝ | 作成日時：2014年8月29日 1時
