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[390]許されざる罪 −You− ページ38
振り回してごめん、と謝罪の言葉を述べると
兄貴は静かにこう言った。
悠「もういいから…顔上げろよ」
肩を掴まれ、もと座っていたベッドの縁に座らされる。
顔を上げて見ると、難しい顔をした兄貴。
・
俺の謝罪に対して、兄貴は"許す"とか
そういうことを言わなかった。
・
許してくれない？
当たり前だよな。
いくらシスコンだからって…
やっていいことと悪いことがある。
・
・
・
・
・
・
・
悠「俺の知らない間に何があった？話してくれ」
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作者名：杏仁 | 作成日時：2012年5月31日 18時
