【ダンキラ!!!】コーチ科のお人形さん【TOXIC】2nd (ページ11)

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60話ページ11

sideA

座学の次は実技です。

ダンキラチームのユニット生は着替えます。

着替え終わったシキさんがレッスンルームに入って来ました。

シキ｢お待たせ致しました、プリンセス。｣

A『シキさん、』

シキさんが抱きついてきました。

A『なんですか？』

シキ｢甘えたくなったんです。｣

何故？

シキさんからキスの雨が降ってきました…

シキ(抵抗しないとなると歯止めが効かないんですが…)

アゲハ｢ラブラブやねぇ。｣

九十九｢気持ち悪ぃ。｣

対照的な意見ですね。

A『私が寝ている間に一体何が…』

九十九｢チビも寝てたのかよ。｣

A『どうしようもなく眠かったんです。』

九十九さんみたいに常に寝てるわけじゃないです！

時間じゃないので、みんな思い思いにバラけて過ごしてます。

何故か知りませんがシキさんってお腹を出してる事が多いんです。

彼のお腹に触ると

シキ｢な、何でしょう。｣

ちょっと驚いて冷静を保とうとします。

A『ふふ、イタズラです。』

シキ｢あっ…プリンセス…どうして……？｣

A『困ってるシキさんが見てみたいからです。』

シキ｢イタズラなプリンセスも可愛らしい…｣

また唇を重ねられました。

シキさんの熱い舌が捩じ込まれてきました。

シキ｢あまりイタズラが過ぎるとこうなりますよ。ンフフフ……｣

A『シキさん、おかわり。』

シキ｢おやおや…困ったプリンセスですね。｣

シキ｢少々失礼。すぐ戻ってきますから、イタズラと言って他の男性に振り向いたらだめですよ。｣

私そんな軽い女ではないと思いますが。

｢コーチ科生、集合！｣

あ、本日のチームの振り分けですね。

｢白銀さんは…！？｣

なんか驚かれました。

｢と、TOXICに。｣

はい。なんで驚かれたんでしょうか…

A『アゲハさーん！本日はよろしくお願いしまー』

シキ｢他の男性に振り向いたらだめですよ。と言ったでしょう。｣

アゲハさんはチームメイトですよね？

シキ｢ンフフフ。TOXICは対象外ですから良いですよ。｣

？？？

｢蛇ノ目くん、ちょっと。｣

シキ｢何でしょう。｣

A『一緒ですねー！』

アゲハ｢そうやねぇー、嬉しいわぁ。｣

はい！

アゲハ(いつの間にプリンセスにキスマーク付けたんやろ…)

シキ｢プリンセス、よろしくお願いしますね。｣

A『はい！』

頑張りますよ。