42話 ページ43
sideA
A『シキさーん。』
彼に駆け寄ると
シキ｢……なんですか。｣
不機嫌極まりない返答が返ってきました。
A『シキさん。』
シキ｢…何なんですか。｣
鬱陶しそうに返答されました。
A『やっぱり良いです。』
お手洗い行こ。
扉を開けてお手洗いに向かう。
アゲハ｢プリンセスに嫉妬を向けても意味無いやろ？｣
シキ｢……｣
シキ(プリンセス……もっとボクの近くに…ボクの隣に居てください……)
戻って参りました。
アゲハ｢ふふ。｣
？？
問答無用でシキさんの隣に座ります…
どういう事でしょうか…？
A『アゲハさん、これは一体…』
なんの意味が…
アゲハ｢暇ならシキさんの髪、直したげて。｣
むしろ邪魔にならないですか？
A『失礼します。』
櫛で御髪を整えて、三つ編みを直します。
シキさんが腕を掴んで、ご自分の胸へ私を抱き寄せました…
シキ｢……プリンセス…｣
A『はい。』
シキ｢プリンセスの御髪も乱れてますよ。｣
A『後で軽く整えます。』
よし、出来た。
シキ｢櫛をお借りしても？｣
A『ええ、どうぞ。』
シキ｢プリンセス、前を向いてください。｣
髪を整えられてます。
怒ってるのに力加減は上手ですね。
シキ｢プリンセス、今度、御髪もメンテナンスしますよ。｣
これ以上メンテナンス増えるの嫌です…
シキ｢傷めた御髪を修復しなければ…！直ぐに手配しなくては…！｣
行動力凄いですね。
シキ｢ボクのプリンセスの月のように美しい御髪が傷めているなんて…！｣
聖人｢蛇ノ目くんの努力と願望の賜物がプリンセスなのかな。｣
創真｢プリンセスは元々綺麗だからね。他学科や他校がお人形さんって言うくらいにね。｣
はぁー…
A『私、ネイルサロンに行きたいです。』
望｢プリンセス、ネイルしなくない？｣
A『ケアの方をお願いしたいんです。』
シキ｢分かりました。そちらも手配します。｣
聖人｢プリンセス、綺麗でその透き通った御御足が日焼けしたら大変だ。その美貌を保つ為にもクリームをあげる。｣
わお。
この人の脚に対する美は本当に凄いと思います…
A『ちょっと気になります。』
シキ｢…プリンセスの御御足は最高に美しいのに…｣
聖人｢だからこそ！手入れをきちんとするべきなのさ！｣
シキ｢なるほど…｣
なんで納得したんです。
シキ｢本当はオイルでボクがマッサージしたいんですが…｣
それは結構です……
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桜無糖(プロフ) - シキくん推しなので！！うれしいです！！！ありがとうございます！ (2019年8月6日 1時) (
レス) id: 83b6b600e9 (このIDを非表示/違反報告)
カードキャプター(プロフ) - TOXICの小説がきてくれてめっちゃ嬉しく思います！！！！シキくんと創真くん最推しで！ありがとうございます！！頑張って下さい！ (2019年6月12日 0時) (レス) id: c02ac860ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年6月11日 12時
