4話 ページ5
sideA
A『あっ…』
まひる｢あ！A様!!!｣
寮に戻って参りました…
そうですよね…
特待生昇格試験に合格したのなら寮や学舎で会うのは不思議ではないですよね。
A『たしか貴方は…』
まひる｢日向まひるです！｣
そうでした。
蛍｢おや。メリーパニックの…プリンセス、彼は大丈夫なの？｣
A『私のファンだと言ってくれましたので…』
近くでファンですと公言してくれる方はなかなか居ないので新鮮です。
蛍｢へぇ…｣
蛍(プリンセスにこんな近くに居れるなんて…ノエルが知ったら大変なことになりそう。)
それはそうと。
A『蛍さんは私に何か御用ですか？』
蛍｢ああ…そうそう。プリンセス、お願いがあるんだ。｣
お願い？
A『……』
蛍さんのルームメイトがシキさんだとは…
A『私もあまり雇い主に強くは言えないのですが…』
蛍｢まあまあ。部屋の惨状を見てくれ。｣
えぇ…
A『……まあ。』
まひる｢おわ…！この紙は？｣
A『十中八九、デザイン画でしょう…お気に召さないとすぐ放ったらかしにしますので…』
蛍｢僕のスペースまで、この有様で困ってるんだ…｣
なるほど…
A『しかし、私が言ったところでシキさんは何も変わらないと思いますが…』
蛍｢注意喚起だけでも…｣
まあ…そうですね。
A『やれるだけはします。』
蛍｢ありがとう。プリンセス！｣
九十九｢チビ。｣
あ、九十九さん。
アゲハさんも凄く心配そうに見つめています。
A『では、失礼します。ごきげんよう。』
九十九｢何の話してたんだ。｣
A『シキさんがお部屋の片付けをしてくれるように注意してくれと。』
アゲハ｢あきまへん！｣
何がですか。
アゲハ(ただでさえエトワールの接触でお怒りになってる時にまた機嫌悪うなってしまうわぁ…)
シキ｢おや、プリンセス。もう女子寮の門限では？｣
A『大丈夫です。シキさんはお部屋の片付け苦手なのですか？』
シキ｢そうですねぇ…インスピレーションが働いたら手が止まりませんから。｣
シキさんらしいですね。
A『お片付けはなされた方が良いですよ。』
シキ｢プリンセス。まるでボクのルームメイトの真似事をしてるようですね。｣
A『私はシキさんのお部屋が散らかっていたら、シキさんの体調が優れないかもと心配してるだけです。』
シキさんは笑顔になりました。
先程まで歪めていたお顔は何処へ。
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桜無糖(プロフ) - シキくん推しなので！！うれしいです！！！ありがとうございます！ (2019年8月6日 1時) (
レス) id: 83b6b600e9 (このIDを非表示/違反報告)
カードキャプター(プロフ) - TOXICの小説がきてくれてめっちゃ嬉しく思います！！！！シキくんと創真くん最推しで！ありがとうございます！！頑張って下さい！ (2019年6月12日 0時) (レス) id: c02ac860ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年6月11日 12時
