27話 ページ28
sideA
シキさんは寝不足なのか寝足りないのか
私を枕にして眠っています。
膝枕って案外疲れますね。
木陰の下、ベンチで昼寝？なんて贅沢ですね。
｢愛して差し上げます。｣
というのはどういう事なのでしょう…？
扇子で仰ぐ。
この時期は蒸し暑いですね…
A『…♪〜♫』
アゲハ｢ええ歌やね。｣
あ、アゲハさん。
よく分かりましたね。
アゲハ(シキさんが甘えとる…)
アゲハ｢Aさんはシキさんのお願いはすぐ受け入れるんやね。｣
？？
A『座れと言われて座ったらそのままこうなりまして…』
お願いというお願いはされてませんが。
アゲハ｢他の人にはせえへんの？｣
A『パーソナルスペースって知ってます？』
アゲハ(シキさんには無いんやろうなぁ…)
不思議な質問です。
歌に合わせてシキさんを軽く叩く。
アゲハ(母親と子どもみたいで可愛いわぁ。)
時期だからずっと明るいですね。
A『シキさん、そろそろ起きないと夜寝れませんよ？』
シキ｢…んん…｣
腕で顔を隠す。
A『シキさん、起きましょう。』
シキ｢…あと5分ください…｣
A『駄目です。』
腕を退けて一言。
シキ｢プリンセスは意地悪ですね…｣
私が悪いみたいに言わないでください。
A『二度とシキさんに膝はお貸ししません。』
シキ｢冗談です。プリンセス…！｣
アゲハ｢ふふ。｣
何故笑うのですか？
アゲハ｢微笑ましいやん。｣
どこが。
シキ｢プリンセス〜…｣
A『私は1度放った言葉を覆しませんから。』
アゲハ(の割にはシキさんに言われると流されるやん…)
シキ｢プリンセス、今度の撮影会ではお菓子の詰め合わせを持ってきますから。｣
アゲハ(必死やん。)
A『私はお菓子なんかで連れません！』
シキ｢プリンセスの好物を取り寄せますから。｣
シキさんのいう私の好物ってエスパー並に当てるんですよね…
A『べ、別にそんなので揺るぎませんから！』
シキ(揺らいでいるように見えるのはボクだけでしょうか。)
アゲハ(あと、ひと押しやね。)
創真｢面白いものが見えるよ。｣
聖人｢はは、プリンセスをあんな顔にするのは彼だからかもね。｣
望｢プリンセス、かわいー☆｣
蛍｢蛇ノ目くんにプリンセスの好みを今度聞き出そう。｣
ノエル｢物で釣るのか。｣
蛍｢現に物で釣られているよ、そんなプリンセスも可愛いけど。｣
なんかギャラリーみたいに知ってる顔が並んでますが…何してるんです？
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桜無糖(プロフ) - シキくん推しなので！！うれしいです！！！ありがとうございます！ (2019年8月6日 1時) (
レス) id: 83b6b600e9 (このIDを非表示/違反報告)
カードキャプター(プロフ) - TOXICの小説がきてくれてめっちゃ嬉しく思います！！！！シキくんと創真くん最推しで！ありがとうございます！！頑張って下さい！ (2019年6月12日 0時) (レス) id: c02ac860ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年6月11日 12時
