12話 ページ13
sideシキ
なんでボクが…
蛍｢プリンセス!!!本当に君は素晴らしい力だよ！｣
A『はい？何のことでしょう？』
シキ｢プリンセス！｣
A『シキさん、美しいお顔を歪ませないで笑いましょう？』
プリンセス。
誰のせいだと？
A『シキさんが、お掃除を怠けたら寮に訪問しても良いのでしょうか？』
なっ！
カオスだからこそ生まれるものがあると言うのに。
A『シキさん。制限時間は3時間以内なのでは？』
純粋ですね。
蛍｢そうだよ。過ぎたらTOXICからエトワールに移してもらうから。｣
ボクの愛しきプリンセスを渡す訳には…！
A『やはり私がお手伝いとして…』
駄目です！
A『ご褒美制にしましょう。』
？
A『シキさんが制限時間以内にお掃除してお部屋が綺麗になったら…どうしましょう…』
肝心のご褒美が思いつかないから悩んでいます。
そんな貴女が愛しいです。
愛が止まりません。
シキ｢プリンセス…そのご褒美は絶対に取り消しませんか？｣
A『はい。もちろん。』
シキ｢では！1日、ボクにください。｣
A『？構いませんが…』
シキ｢ンフフフ……｣
本当は毎日ですが…プリンセスは飽きっぽいので、可哀想かと。
シキ｢プリンセス…待っていてくださいね。｣
ボクが見ていない所で輩などに絡まれたら大変です。
シキ｢あ、九十九くん。護衛をお願いします。｣
なんてタイミングの良い。
見ていてください、プリンセス。
シキ｢では、行ってまいります。｣
sideA
行かれてしまいました…
蛍｢本当に君の言葉は魔法があるんだね。｣
まあ、言霊とか言われますけど……私自身は一般的な人間だと思います。
A『シキさんが戻ってくるまでどうしましょう…』
3時間は長いです？
アゲハ｢そうや！うちやりたい事あるんよ！｣
何です？
まさか、私の髪を弄ってみたかったと言われるとは……
蛍｢プリンセス、たまにはヘアチェンジして雰囲気を変えるのも良いね。｣
A『私が雰囲気を変えた所で…』
アゲハ｢Aさんに絶対に似合うと思うんよ。｣
アンティーク調の髪留め。
可愛らしいですね。
シキ｢出来まし…｣
あら、随分とお早いこと。
蛍(やっぱりプリンセスを賭けると早いな…)
A『シキさん、この髪留めに合う服が欲しいです。』
シキ｢プリンセス！さっそくデッサンを致しましょう！｣
随分と復活もお早い事…
ちなみにお部屋は見違える程綺麗になったとか…
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桜無糖(プロフ) - シキくん推しなので！！うれしいです！！！ありがとうございます！ (2019年8月6日 1時) (
レス) id: 83b6b600e9 (このIDを非表示/違反報告)
カードキャプター(プロフ) - TOXICの小説がきてくれてめっちゃ嬉しく思います！！！！シキくんと創真くん最推しで！ありがとうございます！！頑張って下さい！ (2019年6月12日 0時) (レス) id: c02ac860ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペテン師 | 作成日時：2019年6月11日 12時
