可愛い兎さんはサバナクロー生 [ツイステッドワンダーランド] 4

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ユウ｢…結構広いですね。さすがスカラビア……｣



ス寮生｢それでは、ゆっくりとお休みください｣



貴方｢あ、ありがとうございます！｣



そういうと寮生は部屋から出ていった



扉が閉まった瞬間、グリムが怒りながら私たち2人に爪よった



グリム｢も〜〜〜っ！！やめとけって言ったのに！ユウにA、オメーらはなんでそう厄介事に首を突っ込むんだゾ！スカラビアの問題なんだ。自分たちの問題は自分でカタつけろってんだ｣



貴方｢……それが、何故か引き受けていて……｣



ユウ｢Aさんも？……私も、気づいたら……｣



グリム｢ったく。オメーらはなんだかんだ流されやすいしお人好しな所があるからな〜。たまに急に怖い時もあるけど……。とにかく、オレ様はもう面倒ごとに巻き込まれるのはまっぴらごめんなんだゾ。今のうちにこっそり抜け出してオンボロ寮に戻ろうぜ！｣



ユウ｢そうだね！｣



貴方｢うん！｣



グリムを先頭に部屋から出る



グリム｢よし、まずは学園に繋がる鏡の所へ……｣



グリムが動いた瞬間、寮内に警報が鳴り響く



貴方｢！？う、るさっ…！！｣



グリム｢！？にゃ、にゃんだぁ！？この音は！？｣



すると、何人かの寮生が集まってくる



ス寮生｢お前たち！勝手に寮外へ出ようとするとは何事だ！｣



ス寮生｢この冬休みの間は、誰であろうと寮長の許しなしに寮を出ることは許されない！｣



ス寮生｢ひっとらえろ！｣



ス寮生達｢｢｢追え追え！待てーー！！｣｣｣



グリム｢なにぃ〜〜〜〜っ！？｣



ユウ｢えっ、えええっ！！？｣



貴方｢は、早く逃げよう！｣

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