【超弾丸論破２】超高校級の道化師は絶望という名のルールを打ち砕いた (ページ3)

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CASE１　絶望トロピカル① ページ3

主人公side

貴「は～ぁ・・・」

私は目の前に広がる透き通るような美しい海に吐き気まで覚えてきた

貴「確かにこんなやり方っていうのはわかるけれど・・・普通の学校生活でよかったのに」

清々しいほどに晴れた空、太陽の光を浴びて輝く海、

まさに南国。それ以外の言葉は出てこない

貴「ま、ここは馴染んどくべきですかね・・・」

そう小さくつぶやいたのと同時に、私の隣にいた男子が倒れた

日向side

俺は、悪い夢でも見ているのだろうか？

いきなり教室の天井がなくなったかと思ったら、壁も開いてその周辺は見渡す限りの南国。

そこであった謎のヌイグルミ(？)のウサミはこれから修学旅行だと言いだす始末。

現実味のなさすぎるその光景を目の当たりにした俺は、目の前が黒く染まった

―――――

？「ねぇ・・・聞こえる・・・？・・・ねぇ・・・大丈夫？・・・だいぶまいってるみたいだね」

？「ねぇ貴方、大丈夫？見えてる？これ何本？」

目を覚ました時、一人の男子と一人の女子がいた

女子の方は、手をパーにしている

日「え・・・と、５本・・・？」

？「はぁ～よかった。頭も無事みたいだね」

？「空野さん、そういうとなんか彼が頭おかしい人みたいだよ」

2人は俺の身体を起こしてくれた

日「あ、ありがとう」

？「どういたしまして、」

日「あ・・・名前教えてなかったな」

？「そうだね、じゃあ私から。私の名前は空野A！宜しくね」

？「僕の名前は狛枝凪斗だよ」

日「そうか、俺は日向創だ。よろしく頼む」

貴「そっか、日向くんって言うんだね！」

自己紹介したところで、俺たちは3人で他の生徒たちのところに俺の自己紹介をしに行くことにした