団子屋の看板娘は結野家の遠い親戚の陰陽師。【神威落ち】 (ページ7)

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第５符　Ⅰｎ　団子屋ページ7

神楽「さっそく外に出たはいーアルけど、A」

A『何ばい？早う案内ばしてくれっちゃ！』

神楽「いやっ、それアルけど・・・

・・・結野家って、・・・どこだっけ？？」

新八「お前も知らねーのかよ！さっき自信満々にまかせろとか、言ってなかった!?」

神楽「うっせーな、その場のノリだヨ！私が知るかヨ、自分で探せヨ!!」

新八「それが、僕らの仕事！それが、外出た理由っ!!」

A『結局、分からんのん!? なんちゅーこっちゃ！』

神楽「A、ホントごめんアル。なんかボケ必要かなーと思って・・・」

新八「そこまでして、ボケたかったの!? 要らん迷惑だわ」

神楽「まあ、ブラブラ歩くヨロシ！歩いてる間になんか分かんダロ！」

新八「無責任過ぎる・・・。あの、なんかすみませんでした」

A『メガネ掛け機君・・・大丈夫ばい！ツッコミあり過ぎてイライラしてたって事は、
許してあげちゃるから謝らんでくれっちゃ!! 気にしとらんばい』

新八「いや、そーじゃなくて!!!
・・・てか、イライラしてたんですか!? ツッコミあり過ぎて、そこに怒ってたんですか!!??」

なんだかんだ言って、歩き出す３人。
しばらく歩いて、団子屋の前まで来た時・・・

A・神楽》ぐきゅるるるる・・・

A、神楽のお腹の虫が鳴いた。

神楽「お腹へったアル。団子食べたいネ」

A『うちも。ココ来てから、なんも口にしてなか』

神楽「ええ!?ダメアルヨ！新八ぃ・・・((目で訴える」

新八「・・・一個だよ？ Aさんは、お金あるんですか？」

A『おとん様から、がっぽりもらっとるばい。気にせんといて』

？「あれっ？てめーら、ココで何してんでィ？特にチャイナ」

ふいに誰かに話しかけられたので、声の主のほうへ視線を向ける。
その瞬間、神楽は嫌そうに顔を歪めた。視線の先には・・・

新八「沖田さん！」

黒い隊服に身を包んだ、栗色の髪が映える青年が立っていた。
沖田総悟である。

神楽「お前のほうこそ、ココに何の用ネ!?」

沖田「団子食べに来たに決まってんだろィ」

神楽「仕事しろヨ！てかどーせ買うんなら、奢れヨ」

沖田「断固拒否でィ。仕事ならこの通り見廻りでさァ」

土方「総悟ぉぉぉぉぉぉぉぉ!! てめ、何サボってんだあああ!!!」

新八「土方さん！」

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やっと土方、沖田登場!!