団子屋の看板娘は結野家の遠い親戚の陰陽師。【神威落ち】

第２２符　銀新神妙）こちらこそっちゃ！←　エピローグ（仮）【カッコカリ】 ページ30

お妙「まあこれからココは貴女の家にもなるんだし、そんな堅くならないで？」

神楽「これからは家族として接してくれたほうが、姉御も私達もうれしいネ!!」

新八・銀時「そーですね／だな。」

A『みんな……、ありがとな…』


そして、Aの頬に一つ光がつたった。


神楽「A、どうしたアルカ!? どこか痛いネ？」

A『ちゃうよ、うれしゅーて、つい…。 ほんに色々ありがとう…!!』


Aは瞳を潤ませながら、もう一度心から礼を告げた。
４人は大げさだと笑ったが、Aにとってはまったく大げさなどではなかった。


見知らぬ江戸で混乱していたAに気軽に声をかけてくれた。

自分の依頼を絶対やり遂げると力を貸してくれた。

不安でいっぱいだったのにすぐに笑顔にしてくれた。

(晴明の話ではなくて腹痛で)吐き気で気分が悪くなった時も心配して追いかけてくれた。

住む場所がなくて焦ってたのにいつの間にか保障付きで手配してくれた。


そして…、家族として迎えてくれた…。


Aにとってこのことは何に変わっても勝る事が出来ないほど、大切なことなのだ。

とにかく今は、嬉しすぎて仕方なかった。



A『みんな…、これからよろしくっちゃ!!』


Aは今までで一番最高の笑顔で笑った。



銀新神妙「よろしくっちゃ!!!!」



４人もAを真似て返した。



＊＊＊＊



神楽「そんなことよりA、さっきから鼻水垂れてるアル。拭いたほうが良いアルヨ」



A『ギャアアアアアアアア!!!! どげんからっ!?
てかそれで最後締めるんやめてくれっちゃああああああああああ!!!!』

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