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初練習会 〜３〜 ページ8
桐「はい、上級生入って。次ルンバね」
と声がかかって神山先輩が入ってくれた。
神「軸足に体重をしっかりのせて、その足で体を進みたい方向に送り出すことだけ意識してな」
とのアドバイスを頭において、曲が始まった。最初は向かい合って神山先輩が差し出した両手に私の手を乗せて手をつなぎ前後にステップを踏んでいるだけだったけど、そのうちに同じ方向を向いて横並びになり、先輩の左手が私の左手をとって、右手が私の腰にまわりウォーキングになっていった。
なんだろう、先輩に身を任せて歩いているだけなのに、けだるい艶っぽいイメージがわいてくる。さすが先輩だな、歩くだけで種目のイメージを感じさせてくれるんだ！
曲が終わって礼をしたあと、今度は神山先輩が桐山先輩に何か耳打ちしている。
あー、今度こそホントに何かやらかしちゃったんだ。あんまりにも自己中に気分よく調子に乗って踊っていたからだろうな・・。 ルンバもあと三曲同じように指示があり、重岡先輩、桐山先輩、�霤沈菁擇�入ってくれた。
桐「はい、全員集合！ 主将から話があります」
中「えー、今日の練習はこれで終わりです。一回生は慣れない動きで疲れたと思うけど、各自家でよくストレッチやマッサージなどのケアはしっかりしてください。また次の練習会で会えるのを楽しみにしています。終わります」
全体「ありがとうございました！！」
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作者名：Yuko | 作成日時：2018年8月27日 16時
