ガラスの靴見つけた（JW） (ページ44)

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呼び方　～３～ページ44

それを近くで聞いていた中間先輩が、

中「濵ちゃん、呼んだりーや。お互いに身近に感じた方が踊る気持ち的にええと思うで。それに可愛い後輩のお願いやろ。
Aちゃんからの要求なんて、今まで一つもなかったんちゃう？」
と、意味ありげにニヤニヤしながら濵田先輩に言った。

濵「(そういえば、カップル組んで以来俺からの要求は山ほどしたけど、高野からの要求というか要望は一つもなかったなぁ。)
そうやな・・。初めての高野からの要望やもんな。
え・・と、下の名前何やったっけ？」

中「濵ちゃん、知らんかったんかい？！周りはみんな下の名前で呼んどるで。
どれだけ自分に集中しとんねん！」

『先輩、私の下の名前ご存知じゃなかったんですね・・・・・ショックです・・』

中「はーまーちゃーんー(怒)？」

濵「(知らんわけないやろ。恥ずかしくてよう言われへんだけや)
え、えとぉ・・・ Aやんな？」

『はい！！』

濵「呼び方、Aちゃん・・・でええか？」

『そんな、ちゃん付けなんてもったいない。
そこまで可愛いガラじゃないので、呼び捨てでいいです・・。』

濵「よ、呼び捨てぇ？(か、彼女みたいやん)」

中「濵ちゃん、腹くくり！」

濵「わかったわ・・。A、これからもよろしくな(汗)」

『ありがとうございます。これからもよろしくお願いします！！』
こうして、やっと濵田先輩から下の名前で呼んでもらえることになった。