ガラスの靴見つけた（JW） (ページ3)

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入部ページ3

『入部希望ですお願いします！』

勢いで声をかけてしまった受付には

少しふっくらとした、笑顔の

人懐っこそうな人が座っていた。

桐「え、入ってくれるん？ほんま？

淳太くーん、入部希望者がきてくれたで！！」

【淳太くん】と呼ばれた人は、

男の人なのにさらさらツヤツヤの栗毛で

唇が印象的な、綺麗な顔立ちの人だった。

中「ほんま？！ありがとぉな。

最近入部希望者が少なくてなぁ。

いやー貴重な人材や！！」

桐「そやなーほんじゃ、ここに名前と連絡先

書いてな。ふんふん、

おー高野Aちゃんっていうんや。

あ、俺は三回生の桐山。

さっきはサンバを踊ってたんやけど、

見てくれてた？」

『あ、はい。もう1曲の方は

なんていうダンスなんですか？』

中「あ？あれはチャチャチャっていうんや

で、俺は桐山と同じく三回生の中間。

この衣装の通り、さっきはワルツとタンゴを

踊ったけど、おったのわかった？」