26話 ページ26
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お酒どれが美味しいですか？と聞かれても、俺は曖昧に唸ることしか出来無かった。
だって普段酒なんか飲まないし。
メニューにずらりと並んだ酒の名前を見たところで味なんかわかるわけもなく、しょうがないから詳しい人間を呼ぶ。
「初めて飲む人が、飲みやすいやつ？えー…どれやろなあ。百瀬さんは甘いの好き？」
『好きです！』
俺らの席にやってきたまもるは、相方に呼ばれたのにも関わらず嫌な顔ひとつもしなかった。
メニューの酒の欄に目を通しながら、百瀬と喋っている。
『…じゃあ、このカシスオレンジで！』
「おう、わかった！すぐ持ってくるな」
「料理も今注文してええ？」
「ん、ええよ」
ひと通り注文して、はけようとするまもるにありがとうと礼を言うと、別にええてなんて快活に返された。
『秋吉さんってお酒飲まないんですね。凄い飲む人だと思ってました』
「飲まへんっていうより、飲まれへんねんな。酒が体に合わんくて、すぐ眠なるし顔赤鬼くらい赤なる」
『あはは！そうなんですか！』
からからと笑う百瀬に釣られて頬が緩む。
女子と2人で飯食うのなんか久々すぎるけど、今のところ悪くない空気に安心する。
とはいえ俺は、好きだと自覚したばかりの人間と飯を食うのはちょっとキツい。
変に意識してしまって生まれる緊張と、童貞みたいな嬉しさが混ざって情緒がぐちゃぐちゃだ。
『赤鬼の秋吉さん、見てみたいな』
「朝まで介抱してくれんねやったらええで」
『我が家まで引きずられてもいいなら、ぜひ』
「…遠慮しとくわ」
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オドル・チャイコフスキー(プロフ) - 名無しさんさん» 本当ですか！？迷惑だなんてとんでもないです…！またお時間の大丈夫な時に送っていただけましたら嬉しいです！ (2022年2月24日 10時) (
レス) id: 69edd5c767 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - オドル・チャイコフスキーさん» また落ち着いたらゆっくりデジタルで綺麗に描きたいです…（ ; ; ）また描けたら送っても良いですか…！？（迷惑） (2022年2月24日 0時) (レス) id: 7dbff3fa59 (このIDを非表示/違反報告)
オドル・チャイコフスキー(プロフ) - 名無しさんさん» ありがとうございます！大事に保存させていただきました！宝物です…！！ (2022年2月24日 0時) (レス) id: 69edd5c767 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - オドル・チャイコフスキーさん» わあ〜！！喜んでいただけて嬉しいです〜！！！！！あんな雑なものでよろしければカメラロールにお邪魔させてやってください…！！m(__)m (2022年2月23日 15時) (レス) id: 7dbff3fa59 (このIDを非表示/違反報告)
オドル・チャイコフスキー(プロフ) - 名無しさんさん» コメントありがとうございます！素敵なお言葉に加えて、イラストまで…すごくすごく嬉しいです！こちらのイラスト、保存させていただいてもよろしいですか？ (2022年2月22日 20時) (レス) id: 69edd5c767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オドル・チャイコフスキー | 作成日時：2022年1月16日 17時
