24話 ページ24
*
「おはよ、ざいまーす」
『あ、ぁ、秋吉さん…』
「おはよう、秋吉。漫才ウケた？おつかれ」
「え、店長？」
劇場終わり、そのままコンビニに出勤すると、いつも通りきちんと10分前に来ていた百瀬と、珍しく店長もそこにいた。
今日は確か、店長の出勤日じゃ無かったはずだ。
それやのに何で？
荷物を下ろそうとすれば、「ああ待って」と止められる。
そうして立て続けに渡される万札。
意味もわからず受け取って顔を上げれば、百瀬も同じように困惑した顔で万札を握りしめていた。
「どうしたんすか？急に」
『今日店長、出勤じゃ無いですよね…』
「まあまあ、大丈夫大丈夫」
「いや何が？」
「それより百瀬さん、今日誕生日やろ？」
『はい…』
午後からバイトに入ってた子も、レジに立ちながらチラチラ俺らの方を見てくる。
そりゃそうだ。だってサボりで有名な店長が、出勤日じゃ無いのに店に来てるんだから。
「今日シフト変わるから、ぱーっと遊んできな！せっかくの20歳の誕生日なんだし、バイトなんかしてないでさ」
『いや、でも…』
「その金好きに使っていいから！あ、秋吉。こんな時間に1人じゃ危ないから、お前ついてってやれ。一緒に飯でも食いに行ってこいよ」
「はあ！？」
「さあ、行った行った！」
そうして、きちんとバイト時間に来た偉い俺たちはなぜか日の暮れた繁華街に放り出される。
コンビニの前で顔を見合わせて数秒、この後どうするのが正解なのか必死に脳みそを回転させる。
『店長、どうしたんですかね？』
「いよいよオーナーに怒られたんちゃう？」
『あー…』
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オドル・チャイコフスキー(プロフ) - 名無しさんさん» 本当ですか！？迷惑だなんてとんでもないです…！またお時間の大丈夫な時に送っていただけましたら嬉しいです！ (2022年2月24日 10時) (
レス) id: 69edd5c767 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - オドル・チャイコフスキーさん» また落ち着いたらゆっくりデジタルで綺麗に描きたいです…（ ; ; ）また描けたら送っても良いですか…！？（迷惑） (2022年2月24日 0時) (レス) id: 7dbff3fa59 (このIDを非表示/違反報告)
オドル・チャイコフスキー(プロフ) - 名無しさんさん» ありがとうございます！大事に保存させていただきました！宝物です…！！ (2022年2月24日 0時) (レス) id: 69edd5c767 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - オドル・チャイコフスキーさん» わあ〜！！喜んでいただけて嬉しいです〜！！！！！あんな雑なものでよろしければカメラロールにお邪魔させてやってください…！！m(__)m (2022年2月23日 15時) (レス) id: 7dbff3fa59 (このIDを非表示/違反報告)
オドル・チャイコフスキー(プロフ) - 名無しさんさん» コメントありがとうございます！素敵なお言葉に加えて、イラストまで…すごくすごく嬉しいです！こちらのイラスト、保存させていただいてもよろしいですか？ (2022年2月22日 20時) (レス) id: 69edd5c767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オドル・チャイコフスキー | 作成日時：2022年1月16日 17時
