優しき君へ

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みんなが一通りファンレターを読み終えたころに、

り「この大量のファンレターどうしよーね、
家にも置くとこねーし。」


虫「てつやの家に置いといていい？
部屋たくさん余ってるしw」


て「わしは、全然いいよ！」

と「それがいいじゃん！
こんな家に持って帰るの大変やし！」

て「さ、ここの部屋に置いとこーぜ！」


手紙をてつやの家に置きっぱ？
えっ。アンチの手紙はまとめて
奥の方に入れとこう。。
でも誰も見ないよね。

そう思いながらダンボールを持とうとすると


と「はい、貸して」

『えっ』

と「お腹痛いんだろう？
いいよ、休んどけって。

俺が持ってく。」

『あっ。ありがとう。……』

そう言ってとしみつは奥の部屋に
しまいにいった。


としみつってこんな優しかったっけ？


『ねーりょうくん。

としみつ今日優しすぎん？

なんかいいことでもあったのかな？』


り「まーな。ww
そのうちわかるよw」


『 え？？

なに？怖いんやけどw』


て「よし。
そろそろ動画撮るか(^ ^)」



ファンレターのことは忘れて
今日も元気に撮影に臨んだ。




それが逆効果だった。

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