及川徹の急所を蹴りあげたら何故か男子バレー部員になつかれた。

何故 1 ページ2

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『はー……あれでも主将かよ』



愚痴をこぼしながら体育館へ急ぐ。


あのイケメン(笑)フェイスを思い浮かべると何か無性に殴りたくなる。



私はそいつに会いに(いきたくないけど)行けと生徒会長にたのまれた。


自分で行けよ。



着いてしまったので体育館の扉をあけると、ギシギシと音がした。

うん修理しろよ。


｢あれ、宇奈月？｣

『あ、矢巾。バレー部だったんだ』


体育館には隣の席の矢巾。

話しやすいイイヤツ。



｢で、何しに来たの？｣

『あぁ…主将さんいる？』



「いるけど……及川さんー！」


ほう、あのクソは及川というのか。

覚えておこう。呪ってやる。




早く来ねぇかな……。

とか思ってたら作り笑顔(胡散臭い)を振り撒いてこっちに来た。


「及川さんに何か用かな？今は練習中だから、告白なら後にしてね☆」



胡 散 臭 い




というかウザイ。





え、何コイツ。冗談は顔だけにしろよふざけんな。



『は？』ﾆｯｺﾘ


「え？」


笑みが黒い？仕方ねぇよコイツのせいだ。



『あなたに告白とか頭イカれてますね良い精神科紹介しますよ？？』


「うん、え？」

『あれ、耳も悪いのかな。耳鼻科も良ければ紹介しますけど』



「「ブフォッwww」」



後ろの方で爆笑してる人たちがいるんですけど。


素敵な笑顔ですねd=(^o^)=b



『あの、部費。出してないですよね？もう回収日過ぎてますけど』



「………………あ。」



沈黙。





忘れてたとか言わないよね？ね？




「おいクソ川テメェふざけんなよ部費出してないってどういうことだクソが」



何やらイケメンな方が出てきた。

副主将さんかな。



この人が主将やれば良いのに。



ていうか一息だったよ肺活量すごいな(゜ロ゜)




「えっあ、ごめん岩ちゃん！君もごめんね！及川さんの顔に免じて許し」



『ぶっ飛ばす』




「え？……グフォオ！！！！」







そいつの大事なところを蹴りあげた。




そこをおさえて悶えるクソ主将。





ザマァですね。


とりあえず部費ください。

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