終わりの始まり 15 ページ8
※トキヤsaid
A「それでね、トキヤ可愛いっていったらぷいって横向いちゃって。可愛いとか言われるの好きじゃないみたい...に見えたけど違ったんだよ！あれは絶対嬉しいと思ってる顔だったなぁ〜。誉められると嬉しいんだねきっと。」
前のトキヤ...前の俺について教えてくれるA。Aの様子は楽しそうで、ちょっと懐かしそうな感じ。
前の俺はそんな風にAと過ごしてたんだ...。
俺が知らないAを、前の俺は知ってるって事...？
トキヤ「へぇ。」
A「何そのリアクション。」
トキヤ「だってなんか...正直どうでもいい内容だったなと思って...。」
A「ふーん。それならどんな話がいいのさ。」
トキヤ「他の話...。」
A「例えば？」
トキヤ「うーん...特にはない、かな...。」
そう言ったらAは少し怒りだした。
A「じゃあもういいよ、話さない。」
いつもと全然違って口調が荒くて怖いA...。
その時にこれが地雷を踏んでしまったという事なんだなと実感した...。
トキヤ「そっそれは...！...ごめん...。」
A「......。」
...無表情で無言のAってすごい怖い。
A「...私帰るよ。じゃあね。」
Aを本気で怒らせてしまったみたいだ...。
トキヤ「えっ！？ちょっと待って！」
A「......。」
Aは振り向かないでドアの方へ向かっていってしまってそのまま帰ってしまった...。
トキヤ「どうしよ...えっと...すぐ追いかけないと...！」
そのあとすぐにAを追いかけなきゃと思って病室を飛び出したらドア前の廊下のベンチに座ってムスッとしたAがいた。
トキヤ「えっと...A...ごめん...。」
A「もういいよ...。すぐ頭冷えたから...。」
俺を見ないで天井を見上げているA。
トキヤ「う、うん...明日も、来てくれる...？」
A「うん...。」
トキヤ「よかった...もうダメかと思った...。」
安心した俺がAに笑って見せたら
A「...そう...。」
軽い返事だったけど、ちょっとだけ笑ってくれたと思った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トキヤ「違う...Aが前の俺の話を楽しそうに話したり、前の俺と比べてくるのが嫌だ...。」
A「あ...。」
言葉で上手く言えないけど、とにかく嫌なんだ。
前の俺なんてもいどうだっていいんだ。
今の俺が一ノ瀬トキヤなんだ。
俺は...ただAと過ごせればもうそれでいい...。
あれ...？
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流(プロフ) - 獅壊琉さん» こちらこそお久しぶりです...。いえ！お気になさらず！最近本当に更新が減ってしまったので私が謝るべきです。すみませんでした...。 (2016年1月3日 2時) (
レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉 - お久しぶりでーす……感想書けなくてすいません…12月入って取り上げられて……もう大丈夫です！多分… 本当にすいません… (2015年12月29日 18時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 瑠美さん» 続編いきました！そろそろ真斗の出番ですよ！ (2015年12月27日 0時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
瑠美 - 流さん» 喧嘩する程仲が、良いと言います。(^o^;)トキヤ胸の奥で、何が切れたのかしら？(´・ω・`)?理性？(´・ω・`)? (2015年12月23日 5時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 瑠美さん» 毎回ケンカをする流れになってばかりですみません... (2015年12月22日 20時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2015年10月1日 22時
