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あなたが好きです。13 ページ41

※トキヤsaid

ソファに座るAさんの元へ向かう私の両手にはマグカップとティーカップ。マグカップとティーカップをガラステーブルに置いてから私はAさんの左隣にゆっくり腰をおろした。
それからAさんの方へ体を向けた。

トキヤ「私があなたに話したいこと、何なのか分かりますか?」

A「...分からない...。」

Aさんは何か思い当たる節があるのか視線を私の顔から反らした。
こういう時は大抵あなたが嘘をついている時だと私にはよく分かる。

トキヤ「...。今日、Aさんはどこで昼食をとりましたか?」

それを聞くとハッとしたAさん。

A「...あれは別に...。...洋食のレストランでスパゲッティー食べた...よ。」

Aさんは段々と険しい表情になっていった。

トキヤ「そうですか。あなた一人でですか?」

A「ちっ違うよ、ゆかりと食べたの...。」

見え見えの嘘ですね。

トキヤ「ゆかりさんって誰ですか?あなたのお友達の方なんですか?女性ですか?」

A「そ、そうだけど...。そんな質問攻めって...。ねぇトキヤそんなこと聞いてどうするの?」

あなたは私の気持ちに何も気付いていないようだ...。

A「っ!?」

私はAさんをソファに押し倒した。

A「ちょ、ちょっと急に何!?今日のトキヤ変だよ?」

トキヤ「あなたは...!!
Aさんは...本当に私が好きなんですか...!?
...ちょっとした出来心だとかで私と付き合ってるだとかじゃないですよね...?」

Aさんの少し怯えたような顔が私の視界いっぱいに広がる。

A「っ違うよ!そんなのじゃない!!」

トキヤ「では何故!!...私に秘密で他の男なんかと食事をしたんですか...?」

A「!!」

トキヤ「私なんかもうどうでもいいんですね...。」

私はAさんの肩から手を離して体を離した。
するとAさんは私の左腕をとった。

A「ちっ違う...!!聞いてトキヤ...!
...ごめんなさい...。私嘘ついた...。」

そんなこともう始めから分かってますよ...。

トキヤ「...どんな嘘をついたんですか?」

Aさんはポロポロと涙を流した。
私はこの涙を何度見ただろうか。見たくない涙です...。

A「本当は...ゆかりと行ったんじゃなくて...同僚の観月さんっていう...男の人と行ったの...。でっでも私が誘った訳じゃないの!」

トキヤ「観月って...前に確かあなたに洋食の料理店を勧めて食事をした男ですよね...?」

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(プロフ) - 獅壊琉さん» こちらこそお久しぶりです...。いえ!お気になさらず!最近本当に更新が減ってしまったので私が謝るべきです。すみませんでした...。 (2016年1月3日 2時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉 - お久しぶりでーす……感想書けなくてすいません…12月入って取り上げられて……もう大丈夫です!多分… 本当にすいません… (2015年12月29日 18時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 瑠美さん» 続編いきました!そろそろ真斗の出番ですよ! (2015年12月27日 0時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
瑠美 - 流さん» 喧嘩する程仲が、良いと言います。(^o^;)トキヤ胸の奥で、何が切れたのかしら?(´・ω・`)?理性?(´・ω・`)? (2015年12月23日 5時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 瑠美さん» 毎回ケンカをする流れになってばかりですみません... (2015年12月22日 20時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年10月1日 22時

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