あなたが好きです。10 ページ38
※Asaid
女性ファンが集まってきたことに気づいたスタッフさん達は、ガードマンみたいなスタッフさん達を増やしてトキヤ達の通り道を作っていた。
それにしても...今ここに私と観月さんが一緒にいることがトキヤにバレたらまずい...浮気してるみたいに思われてしまうかも...！
そう考えた私はこのレストランから逃げる事を考えついた。
A「観月さん連れて外に逃げなきゃ...！」
私は急いで観月さんのいる席の方へ戻った。
観月「あ、Aさん。さっきの叫び声なんだったんですか？」
A「えっ、えっと...とっとりあえず外に出ましょう！！事情は後で説明します！」
観月さんは急な私の発言に驚いたのか動揺した。
観月「はっ、はい！」
私は立ち上がった観月さんの手を取って席から走って離れた。
そしてさっきまで混んでいたレジに着くと、周辺の人だかりは消えていてひと安心した。
A「あれ...？トキヤ達は...？」
観月「？」
キョロキョロと辺りを見回すとトキヤ達は私達がいた席とは逆の、奥の方の席に向かっていてその後ろ姿が見えた。
A「ふぅ...よかった...。」
観月「...あっ...。」
A「どうかしましたか？」
観月さんは目を見開いてとても驚いた顔をしながらトキヤの背中を見る。
観月「あの人...昨日のAさんの隣にいた人...！」
A「ちょ、ちょっとそんな大きな声で私の名前を呼ばないで下さい...！」
観月「えっ、あっすみません...！」
A「！！」
今一瞬...
トキヤこっち向いた...？
勘違い...かな...？
A「とっ、とりあえず早く出ましょう！」
観月「は、はい！」
私はまた観月さんの手を取ってレジで支払いを済ませて外へ出た。
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※トキヤsaid
「...昨日のAさんの隣にいた人...！」
収録中にも関わらず背中の方からAさんの名前を呼ぶ声が聞こえて振り向いてしまった。
そこにはーーー
Aさんと...スーツを着た男...？
そんなまさか。そんなこと絶対にありえない。
そう自分を信じて私はすぐにカメラが向く前を向いた。
しかし...
もう一度振り向くと見えたのは...Aさんと男性の手を繋いで走る後ろ姿だったーーー。
何故このレストランで男といたのですかAさん....？
私はあなたを信じたいですが...
繋いだ手を見てしまった私は...今のあなたを信じることは出来ないーーー
Aさん...それでもあなたが好きですーーー
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流(プロフ) - 獅壊琉さん» こちらこそお久しぶりです...。いえ！お気になさらず！最近本当に更新が減ってしまったので私が謝るべきです。すみませんでした...。 (2016年1月3日 2時) (
レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉 - お久しぶりでーす……感想書けなくてすいません…12月入って取り上げられて……もう大丈夫です！多分… 本当にすいません… (2015年12月29日 18時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 瑠美さん» 続編いきました！そろそろ真斗の出番ですよ！ (2015年12月27日 0時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
瑠美 - 流さん» 喧嘩する程仲が、良いと言います。(^o^;)トキヤ胸の奥で、何が切れたのかしら？(´・ω・`)?理性？(´・ω・`)? (2015年12月23日 5時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 瑠美さん» 毎回ケンカをする流れになってばかりですみません... (2015年12月22日 20時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2015年10月1日 22時
