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終わりの始まり 4 ページ46

※翔said

翔「お、お前何言ってんだよ!翔!俺は来栖翔だ!!名前忘れるとかお前マジ失礼だな!!」

トキヤ「...名前翔って言うんだ...。俺とは知り合い?」

真斗「な、何だと...!?」

真斗が衝撃を受けて1歩後ずさる。
今トキヤ俺って言ったか...!?様子が変だ...。

翔「はっ!?おまっ!頭大丈夫かよ!?今まで散々喋ったことあるし、俺達ST⭐RISHの仲間だろ!?」

トキヤ「そ...そうなんだ...?俺何にも分からないからさ...自分の事...周りの事とか...。」

那月「え...。」

翔「え...分からねーって...お前今までの事全部...何にも覚えてないって事かよ...!?」

トキヤ「...覚えてない...。」

ど、どういうことなんだよ!?覚えてないって...。お前...一体何があって記憶を無くしたんだよ...?俺には全然理解出来ねーよ...。

音也「...翔、那月、まさ...。落ち着いて聞いて欲しい。...トキヤ、記憶喪失をしたみたい...。原因は医者に聞いても分からないって...。だから...。俺達との事何にも覚えてないみたいなんだ...!」

真斗「一ノ瀬...。」

真斗は驚きで言葉が出ないみたいで目を白黒させている...。
隣にいる那月は口をパクパクさせていた...。

翔「う...嘘だろ...!?俺達とつい先々週まで誕生日おめでとうっ!て...コンサートやってたじゃねーかよ...!?なのに...何でそんなすぐに...忘れちまうんだよっトキヤっ!!」

俺はトキヤの胸ぐらを掴んで吐き捨てるように泣き叫んだ。

トキヤ「 ぁ...ご...ごめんなさい...。」

ごめんなさいなんてお前普段絶対俺達に言わないだろ...。それに何なんだよその目...。うるうるしてて...なんか弱々しくて...。いつものトキヤとは全くの別人みたいで...スゲー腹が立つんだよ...。

音也「離してあげて翔...。トキヤも俺達と同じで状況が理解出来なくて混乱してるみたいなんだよ...。だから...さ...?」

トキヤの胸ぐらを掴んだ俺の右手を優しく包むように手を重ねてくる音也。
音也の手から伝わるぬくもりで俺は少し落ち着いた。右手の力を抜いて胸ぐらから手を離しす。

翔「チッ...。トキヤ...お前絶対俺達のこと思い出せよ...絶対だかんな...。」

静けさが病室を包み込む。

俺はその場から離れたくて病室を出ようとドアの取っ手を掴むと

那月「しょ、翔くん!」

トキヤ「く...るすくん...!俺...絶対に思い出す...!約束する...!」

翔「...くんなんて付けんな気持ちわりぃ...。」

ぼそりと呟いて俺は病室を出た。

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瑠美 - いよいよ、記憶の無い、トキヤとご対面。 (2015年9月30日 5時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉(しえる)(プロフ) - あ、やっべ間違えたwでも私もORIGINAL RSONANCEが大好きです。一日に3回ぐらい聞いてます!w    音也は夢主ちゃんにトキヤのことを話す感じだけど、それを聞いた夢主ちゃんはどうなるかな?やっぱ悲しいな… (2015年9月29日 23時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - しえるさんへ 歌詞が二人だけの秘密ではなくて奇跡ですよ〜☆私はORIGINAL RESONANCE大好きで毎日聴いてますー (2015年9月29日 22時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 瑠美さんへ 主人公はトキヤが記憶を無くしてしまったことを知って耐えられるのでしょうか... (2015年9月29日 22時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉(しえる)(プロフ) - ORIGINAL RSONANCE………聞いたことあるしこの話にピッタリ!! 誰にも負けやしない 二人だけの秘密 捧げたい ORIGINAL RSONANCE…… (2015年9月29日 6時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年7月22日 21時

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