最高...？9 ページ32
※トキヤside
私はAさんのことが好き...なんですか...。
仕事が終わり、ホテルを出てタクシーの中でずっと考えていました。
今日の撮影は、昨夜の雑誌の診断からのAさんの事が好きだという結果について考えすぎてしまい、何度もテイクをしてしまいました...。
私としたことが情けない...。
音也にも心配されてしまい、
音也「大丈夫トキヤ？もしかして俺のせい？それならごめん！！」
トキヤ「それもありますが、また別の事です...。撮影に集中出来なくてすみません...。」
音也「ううん！大丈夫だよ気にしないで！」
トキヤ「はい...。」
音也「(トキヤに元気がない...。そんなにAちゃんのこと考えてるんだ...もうそれって好きってことなんじゃないの？トキヤ。気づきなよ...。)」
恋愛とは一体なんなのでしょう...。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
上手くいかなかった撮影での疲れで重い足取りになってしまいます。
あんなにも家に帰りたがっていた自分はなんだったのでしょう...。
しかし、Aさんに会えるんだと考えればだいぶ気持ちが軽くなりました。
ガチャ
トキヤ「ただいま帰りました。」
玄関に座って靴を脱ぎながら言う私。
Aさんのスリッパの足音が聞こえて振り返ると、
A「あ、トキヤお帰り！お疲れ様。」
エプロンをしたAさんが迎えてくれました。
な、なんだか夫婦みたいですね...。照れてしまいますよ...。
真斗「お帰り一ノ瀬。」
しかし聖川さんを見たらすぐに覚めました。
A「じゃあ一緒にご飯食べよう！」
トキヤ「はい。」
そして自室に戻り片付けをしてからリビングに入るとなんだか変な空気が漂っていました。
A「ま、真斗、お箸用意してくれない？」
真斗「あ、あぁ分かった。」
なんなんでしょう？
Aさんと聖川さんの間に何かあったのでしょうか？
まさかとは思いますが...付き合い始めた...だとか...？
ま、まさか！そんなわけないですよ、えぇ！
...気になりますね...。これは聞いてみるしかないです...。
トキヤ「Aさん、聖川さん、どうしたんですか？」
フライ返しを持ったAさんはぐるっと振り返って
A「な、なんにもなかったよ別に...！ね！真斗！！」
真斗「そ、そうだな、何もなかったぞ。」
私は何かあったのかとは別に聞いてないのですが...。ということは何かあったということなのでしょうか...！？
私がいないうちに何があったのでしょうか...？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠美 - いよいよ、記憶の無い、トキヤとご対面。 (2015年9月30日 5時) (
レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉（しえる）(プロフ) - あ、やっべ間違えたwでも私もORIGINAL RSONANCEが大好きです。一日に3回ぐらい聞いてます！w 音也は夢主ちゃんにトキヤのことを話す感じだけど、それを聞いた夢主ちゃんはどうなるかな？やっぱ悲しいな… (2015年9月29日 23時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - しえるさんへ 歌詞が二人だけの秘密ではなくて奇跡ですよ〜☆私はORIGINAL RESONANCE大好きで毎日聴いてますー (2015年9月29日 22時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 瑠美さんへ 主人公はトキヤが記憶を無くしてしまったことを知って耐えられるのでしょうか... (2015年9月29日 22時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉（しえる）(プロフ) - ORIGINAL RSONANCE………聞いたことあるしこの話にピッタリ!! 誰にも負けやしない 二人だけの秘密 捧げたい ORIGINAL RSONANCE…… (2015年9月29日 6時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：流 | 作成日時：2015年7月22日 21時
