最高...?8 ページ31
※真斗side
Aのおかげで、気持ちがだいぶ楽になった。
さきほどまで悩み続けていたのがまるで嘘のようだ。
一ノ瀬にも意見を求めたいところだが、一ノ瀬まで巻き込みたくはないから、やめておこう。
A「じゃあ私お風呂行ってくるね。」
そう言ってスリッパをパタパタ鳴らし、自分の部屋に向かうA。
真斗「あぁ。」
その後風呂場へ向かうA。
髪を結った姿は久しぶりに見た。綺麗なうなじが見えてドキリとした。
なんだか恥ずかしくなって...顔を反らしてしまう。
Aが入浴をしている間、俺は明日出演するテレビ番組の台本の確認をしようとリビングを出て階段を上り、部屋の前の廊下に目を向けると...
こ、これは.....Aの下着の上...ではないか...!?
俺はすぐにAの白い下着から目を離して解決法を考えた。
お、俺はど、どうすればいいんだ!?
下着がなければAは困るが、これを持っていってAに届けるのもどうかと思う...!!
というか、これに手を触れるなんて無理だ.. 出来ない...!!
一人で廊下で立ち止まってひたすら考えていると、髪を結ったまま部屋着を着たAが階段から駆け足で上がってきた。
立ち止まった俺を見て目を丸くした後、真っ赤になるA。
A「あ!!ご、ごめん真斗!!こんなもの見せちゃって...私落としたの気づかなくて...!」
そんなAを見ると、俺まで顔が熱くなってしまう。
真斗「い、いや!大丈夫だ!俺はあまり見ていないから気にするな...!」
A「う、うん!ご、ごめんね!!」
真斗「い、いや...!」
A「本当ごめんね!!あ!お、お風呂どうぞ!」
そう言って下着を急いで拾い、Aは走って自分の部屋に行ってしまった。
胸が...高鳴ってしまうんだ...Aを目の前にするとどうしても...。落ち着かない...。
※Aside
下着をカーペットに投げてベッドに飛び込む私。
本当ついてない...!!
真斗に下着見られるなんて...!!いや、トキヤでもついてないけど!!
もう...恥ずかしくて真斗の顔見れないよ...。
本当消えちゃいたいくらい恥ずかしい...。
※トキヤside
トキヤ「な、なんでもないですよ!あなたは寝ていて下さい!」
私はそう言って音也に毛布をかける。
音也「うーん...?...すー...すー...。」
はぁ...びっくりしました...。
テーブルに戻り再び雑誌に目を落とすと、Aさんの笑顔ばかりが浮かんで仕方がありませんでした。
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瑠美 - いよいよ、記憶の無い、トキヤとご対面。 (2015年9月30日 5時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉(しえる)(プロフ) - あ、やっべ間違えたwでも私もORIGINAL RSONANCEが大好きです。一日に3回ぐらい聞いてます!w 音也は夢主ちゃんにトキヤのことを話す感じだけど、それを聞いた夢主ちゃんはどうなるかな?やっぱ悲しいな… (2015年9月29日 23時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - しえるさんへ 歌詞が二人だけの秘密ではなくて奇跡ですよ〜☆私はORIGINAL RESONANCE大好きで毎日聴いてますー (2015年9月29日 22時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 瑠美さんへ 主人公はトキヤが記憶を無くしてしまったことを知って耐えられるのでしょうか... (2015年9月29日 22時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉(しえる)(プロフ) - ORIGINAL RSONANCE………聞いたことあるしこの話にピッタリ!! 誰にも負けやしない 二人だけの秘密 捧げたい ORIGINAL RSONANCE…… (2015年9月29日 6時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:流 | 作成日時:2015年7月22日 21時