最高...？ ページ22
※真斗side
一ノ瀬と新曲の練習をしたあとそれぞれの仕事へ向かった。
俺の今日の仕事はバラエティー番組への出演で、偶然かは分からないが大橋瑠璃も出演することになっていた。
正直気まずいが、テレビでそんな個人の感情を出すわけにはいかない。
スタジオに入ると大橋がすでに衣装に着替えて台本を読んでいた。俺の存在に気がついたのか振り返る大橋。
真斗「おはようございます。」
瑠璃「おはよう真斗くん！」
俺の方へ笑顔で走って向かってくる大橋。
真斗「スタッフの方々の目もありますからそういうのはやめて下さい。」
大橋は頬を膨らませ
瑠璃「むぅ...一ノ瀬くんみたいな事言わないでよ。」
真斗「そんな事知りません。」
俺は一ノ瀬のように冷たい態度をとった。
大橋はそれに腹を立てたのか。
瑠璃「真斗くんなんて知らないっ！バカっ！」
スタジオを出ていってしまった大橋。
真斗「大橋さん！？」
俺達のやり取りを聞いていたのか、スタッフの方々がザワザワしだした。
俺と大橋は恋仲ではない。だが今のやり取りはそういう風に見えても仕方がないのかもしれない。
しかし困ったな、このままでは収録が出来ないではないか...。
真斗「すみません、少し抜けます。」
そばにいたスタッフに声をかけてスタジオを出て大橋を追いかけた。
するとスタジオを出てすぐ近くのベンチに腰をかけて大橋は空を見ていた。
真斗「大橋さん。」
瑠璃「...。」
大橋は無言で俺に抱きついてきた。
真斗「！？は、離して下さい！困ります！」
瑠璃「...真斗くん、やっぱり優しいね...私のこと追いかけて来てくれた...。」
俺の胸に顔を埋めて言う大橋。
俺は怒って大橋の腕をほどき、大橋から離れた。
真斗「今後一切そういうのはやめて下さい！迷惑なんです！」
大橋はおれの言葉を聞いて涙目になった。
瑠璃「私は真斗くんが好きなだけなのに...。」
そしてとうとう大橋は泣いてしまった。
瑠璃「うぅ...私は真斗くんがぁ...好きなだけ...なのに...グスッ...。」
真斗「...。」
俺は女の涙を見る趣味はない。俺はポケットからハンカチを出して大橋に渡した。
瑠璃「わぁ...ありがとう...真斗くんのハンカチだ...もらってもいい...？」
この一言を聞いて俺は呆れた。
真斗「...どうぞお好きに。俺はスタジオに戻ります。」
瑠璃「あ、待ってよ私もスタジオ戻る！」
さっきの涙は一体なんだったのか...。
スタジオに入った時のスタッフの顔は想像通りの顔だった。
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瑠美 - いよいよ、記憶の無い、トキヤとご対面。 (2015年9月30日 5時) (
レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉（しえる）(プロフ) - あ、やっべ間違えたwでも私もORIGINAL RSONANCEが大好きです。一日に3回ぐらい聞いてます！w 音也は夢主ちゃんにトキヤのことを話す感じだけど、それを聞いた夢主ちゃんはどうなるかな？やっぱ悲しいな… (2015年9月29日 23時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - しえるさんへ 歌詞が二人だけの秘密ではなくて奇跡ですよ〜☆私はORIGINAL RESONANCE大好きで毎日聴いてますー (2015年9月29日 22時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
流(プロフ) - 瑠美さんへ 主人公はトキヤが記憶を無くしてしまったことを知って耐えられるのでしょうか... (2015年9月29日 22時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉（しえる）(プロフ) - ORIGINAL RSONANCE………聞いたことあるしこの話にピッタリ!! 誰にも負けやしない 二人だけの秘密 捧げたい ORIGINAL RSONANCE…… (2015年9月29日 6時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：流 | 作成日時：2015年7月22日 21時
