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※トキヤside

食事が済み、私達は家路についています。
すれ違う人達に私の顔が見えないように、先程Aさんにコンビニでマスクを買って来ていただいたので、つけています。

トキヤ「Aさんすみません、頼んでしまって。」

A「別に大したことないよ。私の急な夕食のお誘いに付き合ってくれたお礼だと思って!」

私の右隣で笑うAさん。
風に揺れる淡いピンク色のスカートが、とても似合うなと思いました。

トキヤ「いえ、元を辿れば私があなたと食事がしたいというわがままですから。」

A「いいってその事は気にしなくて〜。トキヤは優しいね。」

少し立ち止まってふわっと笑うAさん。
...あなたの方が...可愛いですよ...。

トキヤ「そ、そうですか...。」

A「あ!どうだった?あのスパゲッティー。美味しかったでしょ?」

確かに美味しかったとは思いますが...。
それは観月というあなたの男の同僚から紹介された店ですよね...?そう思ってしまうとなんだか美味しくなかったような気がしてしまうのです...何故なのでしょうか...?

本当はそう言いたいのですが...。

A「どうかした?」

トキヤ「え、えぇ、美味しかったですよとても。」

あなたを困らせたくないので...嘘をついてしまいた...。

Aさんは私の言葉を聞いて嬉しそうに

A「でしょ〜?」

あなたは微笑んだ。

何故でしょうか...。

私はAさんの嬉しそうな笑顔を見て...。

A「え...?トキヤ...?」

トキヤ「少しだけ...あと少しだけ...このままでいたいです...すみません...。」

私はあなたを抱きしめたくなってしまい...。

抱きしめてしまいました...。

A「...なんか今日のトキヤ変、だよ...?」

Aさんの声がすぐ近くで聞こえます...。

Aさんの心音も...。

Aさんの優しい香りも近くでします...。

トキヤ「...今は...黙っていて下さい...。」

A「......。」

私は...どうやら狂ってしまったようです...。


ふらっ...


A「ちょ、ちょっとトキヤ...!?だ、大丈夫っ!?って...すごい熱...!!」

私は抱きしめた手を離し、だらしなくAさんにもたれかかってしまった...。

トキヤ「はぁ...はぁ...私は...わ、私は...。」

今...私はあなたにこの気持ちを伝えたい...。

A「な、何!?」

トキヤ「あなたが...Aさんが...。」

A「うんうん。」

トキヤ「すーーー」



そこで私は意識を失なったーーー

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瑠美 - いよいよ、記憶の無い、トキヤとご対面。 (2015年9月30日 5時) (レス) id: eec2ec89e1 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉(しえる)(プロフ) - あ、やっべ間違えたwでも私もORIGINAL RSONANCEが大好きです。一日に3回ぐらい聞いてます!w    音也は夢主ちゃんにトキヤのことを話す感じだけど、それを聞いた夢主ちゃんはどうなるかな?やっぱ悲しいな… (2015年9月29日 23時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - しえるさんへ 歌詞が二人だけの秘密ではなくて奇跡ですよ〜☆私はORIGINAL RESONANCE大好きで毎日聴いてますー (2015年9月29日 22時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 瑠美さんへ 主人公はトキヤが記憶を無くしてしまったことを知って耐えられるのでしょうか... (2015年9月29日 22時) (レス) id: 8c6393e111 (このIDを非表示/違反報告)
獅壊琉(しえる)(プロフ) - ORIGINAL RSONANCE………聞いたことあるしこの話にピッタリ!! 誰にも負けやしない 二人だけの秘密 捧げたい ORIGINAL RSONANCE…… (2015年9月29日 6時) (レス) id: 7078120cc5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年7月22日 21時

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