第1話 ページ3
蛍といつものように
お昼ご飯を蛍と食べている時であった
そして、
蛍が私のテストを数枚みていた時
蛍「Aはほんとに頭がいいなぁ!」
と満点のテストの紙を私に見せる蛍。
その言葉に私は反応して箸をとめた
あ「、、、そうかな」
と短い返事をのこし、
止めてた箸を動かし卵焼きを口に入れる
あ「(頭がいい、、、か)」
さっきの蛍の言葉が頭の中でまわる
だってすごく努力したもん
蛍に追いつかれないよう
せめてこれだけでもって
だけど
蛍「あっ、そういえばな立花に新しい仲間ができた!」
あ「っ、、、」
一気に卵焼きの味がしなくなった気がした
自分はあまり料理は得意ではなく卵焼きも味がすごく濃い
その卵焼きの味がしなくなった
どれほどショックだったのかが自分が1番わかった。
あ「……」
味のしなくなった卵焼きを飲み込んで
あ「蛍が喜んでるなら私は嬉しい、、、」
そう言ったが心ではいろんな感情が
駆け巡ってる。
しかしそんなのを知らない蛍は…
蛍「そうだ!今日の放課後、Aをその人達に会わせたいのだがいいか?」
余計に私の心境を駆け巡らせる。
あぁ……これ以上、、やめてよ
蛍の仲間をみたところで
また、蛍が羨ましくなるんだから__
正直いうと、私は感情を出さないせいか
蛍とか矢島さん以外あまり接していない
でも……
感情を出さなくなったのも
心の底から笑えなくなったのも
蛍が原因っていうのもあるんだけどね、
……なんで、なんで…
こんなことになったんだっけ?
私が蛍より出来損ないだったからだっけ、
1つ覚えてるのは…よく怒れたな
あ「…………」
___
_
蛍「A?…A!!」
あ「!!!」
蛍に名前を呼ばれて我に変えり
あ「えっ、あっ、それで、、、?」
できるだけ平然を保った。
蛍「??……今日の放課後、立花が住んでるアパートに行かないか?そこで会えるから」
まぁ一瞬、不思議そうに思ったらしいが
そこまで気に止めてはないようだった。
あ「でも私が行っても迷惑、、、」
蛍「迷惑なんてとんでもない!
是非紹介したいんだ!!」
あ「っ……」
あぁ、行きたくないって、その一言だけなのに
そう言えばすむのに
言えない。
いつも自分の気持ちを素直に言えなくて、
自分の心のうちに溜め込んでる、
こんな自分が馬鹿みたい
そしてだいっ嫌い
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作者名:黒姫ユキナ | 作成日時:2015年4月27日 8時