【オリジナル】何をしてもダメダメな僕はある日天に召されてしまった (ページ3)

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てんしたいけんページ3

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『……あの、天使体験とは……？』

「えーっと、詳しい話は「現地」に行ってからね！」

『現地って、ここじゃないんですか……？』

僕が首をかしげてそう問うと、

神様はパチンッと指を鳴らす。

そのとたん、辺りに凄い衝撃波？が襲ってきた。

『……うわぁっ！？』

風の勢いに圧され、僕は尻もちをついてしまった。

「……あー、こらこら＿＿。」

「申し訳ございませんでした。
　……、お手を。」

呆然と二人を見ていると、

大きな天使らしき人に手を差し出され、

おずおずと手を借り、立ち上がる。

『……えっと……。』

「私は風の大天使、＿＿だ。」

「ボクの優秀な部下なんだ～
　仲良くしてやってね！」

『……あの、すみません……。
　名前のところが聞き取れなくて……。』

「……ん、ああ……。お前は来たばかりだからな。
　まあ、そのうち聞き取れるようになるさ。」

『は、はぁ』

よく意味が分からないけど、

まあ、何時か分かるときがくるってことかな？

「とりま、大天使は庵君を中心街に連れていってあげて！
　ボクはとりま家に帰ってるから～」

ふあ、と神様は欠伸をすると、

よろよろ～といった感じで飛んでいってしまった。

「……ほら、飛ぶからしっかり掴まれ。」

『……ほあ？ ……あっ、はっはい！！』

大天使さんに来いと仕草をされ、

急いで駆け寄る。と、何故か縄で縛られた。(((

『はっ？あの、これは、！？』

「落ちると困るし。」

それだけ言うと、大天使さんは僕を担ぎ、

そのままふわぁっと飛びはじめてしまった。

『わあああ♪#♭♪**#♭♪∂→∀∂！！！！！？？』

「煩い。」