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おいしい食事 ページ16

「「「・・・」」」

「ちょっと・・・べつに変なもの作ってないと思うんだけど?」

「料理が、三品もある・・・」

「平助、それだけじゃなく良い香りまでしてるぞ・・・」


平助と新八が信じられないものを見るような目で料理を見て言った。

その後、隣にいる一が「こんなに金を使ってよかったのか?」とたずねてくる始末。


「いや、皆が調達してくるものと同じはずだよ?
・・・総司も一緒にいたからわかるでしょ?」

「まあ・・・同じ量を買ったはずですけど」

「ほら、皆と変わらないって」

「ま、Aは食材の使い方がうまいんじゃねえか?」


最終的には左之がまとめた。

皆の膳に乗っているのは"壬生菜のお浸し"、"大根と野草の汁物"、"魚の身と高野豆腐の煮付け"と、わりと普通。

量はあまり無いけど、皆は気に入ってくれたようで


「うっっめえ!!」

「久しぶりにうまい飯にありつけたぜ!平助、それよこせ!」

「嫌だよしんぱっつぁん!」


わーわーぎゃーぎゃー騒いでいる平助と新八。


「おめーら、少しは静かに食えねーのかよ・・・」

「いつものことだろ?」


二人に呆れながら食べる左之と龍之介。


「・・・」

「一君も気に入ってるみたいだね?」

「―――この汁物の味付けには隠し味があるようだ。
・・・高野豆腐の煮つけが楽しみだな」

「どの料理もおいしいですって、Aさん。もちろん、僕もおいしいと思います」

「それはよかったよ」


味にわりと厳しい総司と一にも気にいってもらえて嬉しかった。

・・・できれば、部屋にこもっている土方さんと近藤さんも「一緒に食べられたら良いのにな」とも思ったけれど、二人は仕事で手が離せないからしかたがない。



皆が「ご馳走様」と言った後に、皆がそろえていない事に寂しさを感じつつ「お粗末さまでした」と返したのだった。

後始末→←夕餉当番



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薄夜 - うん。面白いね。再新、頑張って (2014年10月10日 19時) (レス) id: 3978161a67 (このIDを非表示/違反報告)
クルエル(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも更新頑張ってください♪(*^_^*) (2014年10月5日 23時) (携帯から) (レス) id: 3cb9714877 (このIDを非表示/違反報告)
まんさ(プロフ) - 練蓮さん» ありがとうございます(*^-^*)精一杯頑張らせていただきます! (2014年10月5日 22時) (レス) id: 2db9cb813e (このIDを非表示/違反報告)
練蓮(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新楽しみに待ってます(*^◯^*)頑張って下さい!!! (2014年10月5日 17時) (レス) id: ddc6e25d6f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まんさ | 作成日時:2014年10月5日 14時

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