大坂出張 ページ34
それから数日後の四月一日
浪士組の局長職の面々は前川邸の方に集まり、これからの資金繰りについて話し合っていた。
『芹沢さんの皮肉な言葉に腹を立てる土方さんと、それを止める近藤さん』というよく見る光景が広がる。
私は一応会津からの使者扱いだからここにいろと言われたのでいる。
龍之介はお茶運び。
不意に、芹沢さんが大坂(おおざか)に資金調達をしに行くと言い出した。
そして、近藤さんや土方さんも同行するとの事。
芹沢さんが龍之介の方を見て同行するかとたずねるが、彼は断った。
・・・とたんに芹沢さんの顔は憤怒に歪む。
まずいと思って焦ったが、私が何かをする前に山南さんの肘が
龍之介の鳩尾に入る。
そこからは二人の茶番劇が始まり、結局のところ彼の大坂行きは"体調不良"で無しになった。
その日のうちに会津藩邸へと足を運んだ私は、今回の大坂行きに同行するべきかを聞いてみた。
そして「局長の芹沢の動きをしっかりと見て、報告せよ」との命をいただき、屯所に戻ってそのことを土方さんに報告すると、普通に許可をくれた。
翌日大坂へ出立した私たちは、予想もしていなかったことを目にする―――
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なんか短くなりました(汗)
黎明録だけで二章まで行きそうなくらいって
ペース配分が悪いんですかね・・・?
これからもこんな亀更新ですが見ていただけると幸いです
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まんさ(プロフ) - MMさん» 面白いなんて、とても嬉しいです! (2016年3月10日 21時) (レス) id: ab7e40fe20 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - どっちも面白すぎて、ヤバイです(^O^) (2016年3月6日 23時) (レス) id: db2d6bf4c4 (このIDを非表示/違反報告)
まんさ(プロフ) - MMさん» こちらも見に来ていただけるとは!ありがとうございます! (2016年3月6日 23時) (レス) id: ab7e40fe20 (このIDを非表示/違反報告)
MM(プロフ) - 沖田かっこいい(#^.^#)小説めっちゃ面白い! (2016年3月6日 23時) (レス) id: db2d6bf4c4 (このIDを非表示/違反報告)
まんさ(プロフ) - はるかさん» ご指摘ありがとうございます!本編では"総司"のままだった気がしたのでそのままにしたのですが・・・。一応直しておきます!これからもこの小説を温かい目で読んでやってください(´ω`) (2015年3月25日 7時) (レス) id: 647a4018e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まんさ | 作成日時:2014年8月14日 22時