古参7 JENO ページ27
．
『はい、どーぞ』
近くの大きな公園のベンチに二人で座る。
「ん、！ ありがと〜！」
『美味しく召し上がれ』
「いただきます〜」
．
二人でアイスを半分こした真冬、
僕にとっては女の子に対して
初めて優しくしてあげなきゃって思った日。
「はぁ…」
アイスを食べて、
はあって白い息を吐きながら上を向いて、
「寒いね、」って俯むくキミ
『… なんかあったの、？』
「ぇ、？」
『ぃ や、なければいいんだけど…』
どうして
こんなに無愛想な言い方になっちゃうんだろ…
ただ、Aちゃんの力になりたいだけなのに。
「… ん、」
『ん、？』
「あ った、」
『どしたの、？』
“どうしたの？”
そう声を掛けるのにほんの少しだけ遠回りした。
もっと早くから掛けてあげればよかったのに。
「ミニョンオッパと喧嘩… ってか、
ほんのすこしだけ、言い合いみたいになっちゃった」
“全部聞いてたよ”を我慢して
『… どうして？』
キミが座ってる僕の隣を向いて話を聞く。
「あの… ジェノくんも 名前上がってるし、
言っていいのかわかんないんだけど…
新しくデビューするかもな男女混合グループ…
ちょっと危ない…」
頭を抱えながら話すキミは
心配そうな表情をして何かを抱え込んでる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 399人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
39991933(プロフ) - 花江さん» いつもお世話になっております^ ^ 何度も読んでくださってありがとうございます！ ふとした時に自信を無くすのですが、花江様のような勇気のある読者様に日々救われております。 愛してくださってありがとうございます。 今後ともお願い致します！ (2021年5月27日 21時) (
レス) id: 186f3e773d (このIDを非表示/違反報告)
花江 - 今回も最高です！！（≧∇≦）ジェノの強い愛、、良きですね。これを機に、主さんの今までの作品をもう一度読み返したのですが、やっぱりお話の書き方がお上手で、何度も読んじゃいます。次のお話も楽しみにしています！！ (2021年5月27日 6時) (レス) id: d053c10df7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：39991933
| 作成日時：2021年5月25日 13時
