確保7 ページ7
．
シャワーから上がればAちゃんを問いただす準備は整った。
Aちゃんはテレビを見てて、
僕がシャワーから上がっても何も反応してくれなかった。
それも演出だってわかってるんだよ〜…
いつもならドライヤー持って飛びついてくるもん…
“「ジェノくんの頭！ かーして！」”
って言ってくるもんね？
僕は全部わかった気でいるからAちゃんに隠れてうはうは、ニヤニヤするので精一杯。
．
僕の自白させたい欲に火がついた。
今から自分が何をしでかすかなんてわからない。
“記憶にございません”
国のお偉いさんがこう言いたくなる気持ちが
十分わかった気がした。
．
Aちゃんの腕を掴んで引きずってベッドまで連れてった。
お姫様抱っこがいいかな とか連れ去る方法はいろいろ考えてみたけど、そうだよね僕、怒ってる設定なんだもんね。
AちゃんはAちゃんで戸惑ってたけど、
喜んでたようにも見えた。
こういうところも軽く罪だよ。
Aちゃんが喜んでくれたら僕だって嬉しくなっちゃうよ？
わざとAちゃんの腕をズルズル引きずったら
Aちゃんの腕に僕が掴んだ痕がくっきりついてて申し訳ない気持ちになったけど、それは一瞬で消えた。
_____どうでもいいから自白させたい
．
尋問したくてAちゃんの上に重なってべたぁってくっついて、少し堪能したらAちゃんの耳元を目指して這い上がった。
途中で乱れたルームウェアから胸元が覗いてたけど、一旦 我慢した僕は偉い。
そして耳元でコソコソ罪状を突きつけた。
首を捩らせるAちゃん。 筋が出ててえっち。
デコルテはあまり出ないけど、肉感があってえっち。
くすぐったい思いしてほしくてやったの〜… どう？
ようやくこれを実行できた僕は偉い。
『Aちゃん嘘つきだもん。 それほんと？』
『泣いたら僕わからないよ？』
少しでも自分の気が治るようにしつこく問いただして、たくさん泣かせた。
征服欲が高まってきちゃって、
本当に刑事になった気分だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 251人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「NCT」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：39991933
| 作成日時：2021年5月16日 13時
