国立済州大学経営学部 4年イ・ドンヒョク (ページ6)

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Sunny6 ページ6

『おつかれんこん～』

「… あ、ドンヒョク先輩！お疲れ様です！」

『嬉しすぎる』

「へ？」

『ドンヒョク先輩って呼んでもらえた……』

「今までドンヒョク先輩って呼んでなかったですっけ？」

『呼んでねえよ！』

「心の中では呼んでたんですけど…」

『ついでにな、おま、俺に自己紹介もしてないからな？』

さり気なく私のトートバッグを持ってくれたドンヒョク先輩。

…あ、傘も持ってくれた。

「無礼でしたよね。今までごめんなさい」

『いや、そこまで気にしてないけど』

「看護学部 1年のノ・Aです」

「今更なんですけど、ドッキリとかではないですよね？」

『何が？』

「私たちがこうして会ってること」

『俺がドッキリとかイタズラとか好きなタイプに見える？』

「はい」

『まあ好きなんだけど、Aは違う』

ちゃんと車道側を歩いてくれて

道が変わって歩く場所が変わったとしても、わざわざ車道側を歩いてくれるドンヒョク先輩

『迷惑… ですかね？』

「迷惑、じゃないです。こんな体験は初めてなので正直、今も身構えてます」

ドンヒョク先輩ったら… わざと目まん丸にしてくれて、あー可愛い！

……可愛い？