国立済州大学経営学部 4年イ・ドンヒョク (ページ13)

今日:3 hit、昨日:70 hit、合計:160,758 hit

Cloudy13 ページ13

ドンヒョク先輩から

『来週の日曜日の予定は？』

と連絡が来た。

「ごめんなさい。ハナとイトと遊ぶ約束が…」ここまで打って手を止める

なんで友だちの名前を出してるんだろう？

友だちでいいのに

…友達の名前、普段お話してる時に出し過ぎて

ドンヒョク先輩に友だちの名前出すの抵抗なくなってた。

「ごめんなさい！先約があります！」

と、打ち直して送った。

日曜日よりも先にやって来た酒雑魚の試合日。

ドンヒョク先輩はどこか元気がない

「ドンヒョク先輩？」

『ん？』

「ま、飲んでくださいよ」

『お、さんきゅ』

誰も一気すれなんて言ってないのに

グビッと行くドンヒョク先輩

「なんかあったんですか？」

『うーん』

「なにー？」

『日曜日…』

「はい」

『あ゛ー…！』

頭をガシガシしてから頭をフルフルして

崩れた前髪をかきあげるドンヒョク先輩

『やっぱ、うざくなるから聞かないで』

「え、なんでですか～教えてくださいよ」

『いや、ほんとにダルいの』

「…聞きたい」

『ほんと、？』

「うん」

『日曜日、誰とどこに行くの？』

「あ、え？私が原因？」

『当たり前だろ…！』

「なんか、すみません…」

何気なくやったことがドンヒョク先輩を苦しめてたなんて…