忘我 (ページ42)

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・mark ページ42

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『ジョンウや、』

JW［ん？］

去年、兵役から戻ったジョンウに聞く。

『ヌナが何て言うか … よそよそしいんだけど』

JW［マクってそういうとこに
気付けるようになったの？］

落ち着かない。

ヌナは俺に何を隠してる？

落ち着かない心をジョンウにぶつける。

JW［…よーし！
僕がヌナのこと誘い出して話聞いてくる！］

ジョンウだけにヌナを紹介してる。

だって他のメンバーに狙われちゃうかもしれないでしょ？

『よろしく、ジョンウ』

それに、

来月プロポーズする予定なんだから。

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『ヌナ〜寝るよ』

「あ、ちょっと調べ物してから寝る …！」

進む方をベッドルームから
リビングのヌナが居るとこに変える。

『何調べてる？』

俺が近付くと
慌ててiPadをホーム画面に戻すヌナ。

…怪しい。

「扶養手当とか税金のこととか、し、調べてた！」

『な、なんで急に？』

プロポーズすることがバレてるのか？

「わたしもいつかは結婚しなきゃだからね〜」

他人事のように言うから心配になる。

『俺とね？』

俺が隣に居るのに
前習えをしてiPadに見入って
俺の声を聞こえないフリする。

『俺とだよね？』