忘我 (ページ34)

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「はぁ…」

WY［ヌナ、何悩んでるんです？］

「そりゃぁ… 彼とのことだよ」

焼酎で乾杯、！！！

WY［ねえヌナ！大丈夫だから！
絶対ヌナのこと好きだって］

「… うーん」

WY［こないだも言ったけど単純な問題だよ。
好きでもない人の家にずっと泊まってたい？
しかも別に帰れるのに帰らないんだよ？］

「…確かに」

ウヨンの言う通りなら良いなって思う。

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今日はウヨンと飲んでるのを知ってるからか
ミニョンくんから一度も連絡が来てない。

「ねぇ、ウヨア…」

WY［先輩、酔ったでしょ］

「えぇ〜まだだよ、？」

WY［ふふ、うんうんそれで？］

「こないだね、ふふ、ミニョンくんがね …」

彼氏の話でもないのに、

いや、ミニョンくんはわたしの彼氏でもないのに

ひたすら惚気話のように話した記憶はある。

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《何時頃に駅着くかわかったら教えて》

ミニョンくんからようやく来たメッセージ。

物凄くニヤニヤしたような記憶がある。

お手洗いで軽く返したような思い出もある。

あれ、お会計してる時に返したんだっけな……

《今から帰るような気がする〜^^》

こんな感じで返したような……

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「うよあ、わたし、みにょんくまっててくれてるから
かえりたい、、、」

WY［帰りましょっか］

ウヨンが最寄りの駅まで電車で送ってくれるって言った。

わたしはそれに甘えた。