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．
5ヶ月後、
《聞いてほしいことあるんだけど…》
仕事終わりにロック画面に浮かんできた
5時間前のメッセージ…
．
《おつかれ〜 遅れてごめん！
どうしたの？》
そう。
わたしは推しとカトクが続いてる。
電話できる日ある？ 》
《 ミニョンくんがいいなら今できるよ！
ミニョンくんと電話をするのは
これが初めて…
でも、彼女さんがいるのに電話…？
数分後に掛かってきた電話…
よくわからないけど、取り敢えず出てみる。
「もしもし？」
『ぉ、！ ひ さしぶり！』
電話越しのミニョンくんの声はこんな感じなんだね…
癒しだ……
「どした、？」
『はー… 実は …』
“彼女に同棲の話をしようと思ってたんだけど…
なんか今は違うような……”
“連絡あんま取れてなくて… 最近会えてない…”
“俺、仕事好きで… 仕事してない日ないかもしれない…”
わたしは、最低なことを思いついてしまった。
もしかして、
ミニョンくんの彼女さんは浮気してるんじゃないか…
彼女さんと会える時間がない…？
ううん、
それは彼女さんが頑張れば5分でも10分でも会える。
ミニョンくんとミニョンくんの最寄駅で待ち合わせして
そこから一緒にミニョンくんの家に
歩いて帰れるだけでもわたしなら幸せ……
「一旦、疑問は疑問のままにせずに
彼女さんと顔合わせてしっかり話し合うべきだよ」
“わたしが、ミニョンくんと付き合いたい…”
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作者名：39991933
| 作成日時：2021年8月13日 17時
