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『体冷えてんじゃんん…』
「全然余裕よ」
『僕がぎゅうってしとく』
玄関で出迎えのお礼にぎゅうってされた。
取り敢えず…
セ フレのために尽くしてくれる人は初めて見た。
なんで彼女いないの？
．
「わざわざありがとう」
『その代わり明日の朝は少しバタバタするけどね？』
「朝ご飯作ったげる」
『やったー！ 何作ってくれる？ 何にする？』
「マクはご飯作れないから
ずっと寝てるのが明日の朝の仕事ね？」
『やー！ バカにしてるな』
腕を捲って、目キラキラさせて、『できるもん』
なんて……
「そんなあなたの朝ご飯はサンドウィッチかなあ」
わたしの頭の中にはずっと“？”しかない。
こんな可愛いマク、わたしの側には置けない。
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作者名：39991933
| 作成日時：2021年6月16日 16時
