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父の日 �� ページ2
翌日。
「仗助ェー！新聞とってきてくんない？」
『んー！』
髪の毛を決めて、ポストへ向かう。
ポストの中の新聞を取り出す。
ほかにも郵便ねぇかな…と思って奥まで探す。
と、一枚の手紙がポストに挟まっていた。
これはーーー
ーージョセフからだ。
慌てて中身を確かめる。
中には2枚の写真が入っていた。
俺の小さい頃の写真と、親父の小さい頃の写真だ。
その写真の裏には、一言添えられている。
今頃何恥ずかしいこと言ってるんスか…ちょっと照れくさいじゃねぇっスかよ…
そして俺はお袋と俺が映った写真に「俺がお袋を守りますよ」と書いてジョセフに送った。
あんたの息子じゃないっスか…
守りぬいてみせますよ…
お袋だけじゃなくて、家族をね…
俺はお袋の後ろ姿を見て、微笑んだ。
「愛する息子へ。
今まで仗助のことを見てやれなくてゴメン。今頃父親づらして、のこのこやってきて辛かったと思うのに、全然俺は気づかなくて。
本当にお前の母さんに感謝してる。
で…
こんな俺が言うのもなんだけど、一つお願いしたいことがある。
ちゃんと俺の恋人を守ってほしい。
こんな俺だけど、家族のために頑張ってる。だからお前も俺を反面教師として、お前のお袋のことを守ってほしい。
俺の息子だから出来るよな。
あと、ずっと言いたかったことなんだけど…
生まれてきてくれてありがとう。
ジョセフ・ジョースター」
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